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安倍総理の志は死なない!!

米国、太平洋での国際法違反「より積極的に」対応 中国念頭

【AFP=時事】米国防総省は17日、特に南シナ海(South China Sea)での活動を活発化させている中国を念頭に、国際法違反に対し「より積極的に」対応していくと警告した。
 海軍、海兵隊、沿岸警備隊による報告書は、ロシアと中国をはじめとする複数の国が主要地域での力のバランスを崩そうとしており、既存の世界秩序の弱体化を試みていると強調した。また、中国は「最も火急の、長期的・戦略的脅威」だとしている。
 米国は、中国への対抗措置として「航行の自由」作戦を展開し、南シナ海へ軍艦を派遣している。
 中国海軍の軍事力は「わずか20年で3倍以上」となっており、米海軍は戦略的優位を維持するため、軍艦の小型化、機動性の向上、遠隔操作を可能にするなど近代化を進めている。また、今後は日々の作戦において「より積極的な姿勢を取っていく」としている。
 米国のジェイ・バイナム(Jay Bynum)海軍少将は、これまでは緊張緩和を目指し、リスクを最小限に抑えようとして、「道を譲って」きた可能性があると述べた。
 報告書は、米海軍は太平洋での存在感を強め、国際法に違反し、資源を盗み、他国の主権を侵害する敵国の行為を発見すると明記している。
【翻訳編集】AFPBB News