ネコウヨの散歩

ネコと憂国

新華社の猟奇的論説を読む(上)─米国での感染拡大を喜ぶ中共

ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
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 2020/03/08/Sun


中国人の「幸災楽禍」(他人の不幸を喜ぶ)という猟奇的な民族性の表れだろう。米国ではカリフォルニア州、ワシントン州に続きフロリダ州が非常事態宣言を発令するなど、武漢肺炎の感染拡大が深刻化するのを受け、中国国営新華社通信は3月4日、一本の論説を配信した。


タイトルは「自信を持って言う、世界は中国に感謝すべきだと」(理直气壮,世界??感?中国)。


 武漢肺炎の感染拡大は、人民の健康、生命よりも自らの支配体制の安定を優先させた中共の情報隠蔽という初動ミスによる人災。そこで世界では当然のことながら「中国は謝罪すべきではないのか」との声が上がる訳だが、それに苛立ち、逆に「世界は中国に感謝せよ」と開き直るのが、この論説なのである。


 新華社の配信であるから、この論説は中共の主張と受け止めていい。少なくとも唯我独尊で御都合主義、厚顔無恥で荒唐無稽というか、我々日本人には理解しにくい中国人の性格が、そのまま反映された内容と言える。


こうした国家を、こからも世界は放置し続けていいのかというのが、私の読後感だ。そこで下にその一部を抜粋し、抄訳してみたいと思う。


───もし今、中国が米国人や米国に滞在していた中国人の入国を制限したなら、あるいは中国人の米国への渡航、つまり米国への旅行を禁止したなら、米国経済は大きな打撃を受け、株式市場はさらに急落するだろう。しかし中国はそのようなことはしていない。


───しかしここで知るべきは、中国の湖北省武漢で新型コロナウイルスの感染が拡大した時、トランプの米国政府は一番に、米国人を帰国させると宣言し、他の国々もそれに次々と従ったため、中国が全く受け身の立場に立たされてしまったことだ。


───それだけではない。米国政府は中国人と中国に滞在していた外国人の入国を制限した。これは事実上の中国への旅行禁止措置であり、これによって世界の他の国も中国を孤立させる格好となり、中国経済に大きな衝撃を与えた。


───米国のこうした不誠実な措置は、落井下石(井戸に落ちた者に石を投げる)であり、相手が病気になったのに乗じてその命を奪うようなものだ。


 文明国家の人々であれば、このような主張を気化されれば驚くことだろう。そもそも米国が、中国が国内の感染者拡大を抑えきれずにいる状況下で、自国民の健康を守ろうとしたことを、なぜ「不誠実な措置」と呼んで罵るのか。「中国経済に大きな衝撃を与えた」から許せないというのか。


 中国は実に不可解な国である。こうした自己無謬主義に立った外国への噛みつき方が、我々文明国の国民にはあまりにも異常で理解できない。


そしてもう一つ注目したいのが、米国を「落井下石」であると痛罵していることだ。


 米国ではキリスト教の影響で、人助けの精神が根付いている。だから米国人は、もし他人が井戸に落ちれば、危険を顧みずに救出しようとはしても、よほどの精神異常者でない限り、石を投げて止めを刺そうなどとは思わない。


それに対して中国人ならどうか。よく指摘されるように「落井下石」とは、実は中国人自身の猟奇的民族性の一つなのである。


 論説の記者は中国ではそうしたおぞましい人間が多いため、米国人にもそうした性格が当然持たれていると誤解しているのだろうか。いやむしろこれは、心理学で言う所の「投影」(投射)というものだろう。


つまり自分自身の劣った性格を相手の性格だと感じ取り、そして思い込み、自尊心を保とうとする心理の表れと思われ、とにかく、異常だ。


 (つづく)