新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、沖縄県の宮古島に自衛隊を派遣。

29日に発表された、沖縄県の新規感染者は63人で、このうち宮古島では11人となっている。

宮古島の感染者は、ここ1週間で143人にのぼり、指定医療機関の県立宮古病院では、患者を受け入れる病床を61床に増やしたが、すでに54床が埋まるなど、医療体制がひっ迫している。

こうした状況をふまえ、県は、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。

沖縄県・玉城知事「医療崩壊の危機が差し迫る状況をふまえ、陸上自衛隊に対して、医療支援に関する災害派遣を要請することとした」

29日午後、那覇駐屯地の看護官5人を含む15人が、宮古島の空港に到着していて、クラスターが発生した高齢者介護施設で医療支援にあたる。