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安倍総理の志は死なない!!

トランプ氏が退任後初のメディア出演 大統領選「多くの人怒っている」

© 毎日新聞 提供 トランプ前米大統領=2020年3月31日、AP
 トランプ前米大統領は17日、FOXニュースなど自身に好意的なテレビ3局に相次いで電話出演した。再選に失敗した昨年11月の大統領選について「多くの人々が怒っている。この国がどれほど怒っているか知らないだろう」と述べ、選挙不正によって、自身の勝利が覆されたとの主張を繰り返した。2024年大統領選への再出馬の可能性については「まだ言わないが、各種世論調査では良い数字が出ている」と述べた。
 トランプ氏がメディアに出演するのは1月20日の退任後初めて。自身の支援者だったラジオ司会者のラッシュ・リンボー氏が2月17日に死去したことを受けて、居住地の南部フロリダ州から電話で出演した。FOXニュースではリンボー氏が選挙結果に憤慨していたと説明。「恥ずべきことが起きた。選挙の夜に、まるで第三世界の国のようになってしまった」などと訴えた。トランプ陣営は選挙直後から、開票作業が不正に止められたり無効な票が集計されたりして、トランプ氏の勝利が覆されたとの主張を繰り返している。
 ニュースマックスのインタビューでは「(トランプ政権時に)イランとは新たな合意を結ぶ寸前で、中東からの米軍撤収も完了間近だった。全てがうまくいっていたが、非常に不誠実な選挙で大統領職を盗まれた」と述べた。バイデン現政権については「米国第一主義でなく『米国最後主義』だ」と批判した。退任前からアカウントを凍結されているツイッターについて、自身の発言が弾圧される一方で外国勢力の発信は規制されていないと不満を述べ「退屈なツイッターには戻りたくない。発信したいことがあれば、手段は他にもある」と述べた。
 ワン・アメリカ・ニュース・ネットワーク(OANN)では「保守主義の運動は力強さを増しているが、力強い指導力も必要だ」と述べ、今後の政治活動継続に意欲を示した。【ワシントン高本耕太】