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放射能が日本直撃!? 韓国の“原発危機” 「ケンチャナヨ運転」で世界トップ水準と妄信 12年の事故の損傷、未だに復旧せず

 日米の外務、防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2、16日)では、「日米韓の連携強化」が確認された。ただ、数々の「反日」暴挙を放置してきた文在寅(ムン・ジェイン)大統領率いる韓国を、そう簡単に信用することはできない。そもそも、25日に聖火リレーがスタートする東京五輪についても、隣国は最近まで「放射能五輪」などと揶揄(やゆ)してきた。ところが、何と韓国の原子力発電所自体が危険だという。ジャーナリストの室谷克実氏が衝撃の事実に迫った。



 韓国の原発が危ない。原発技術そのものの低さ、不良部品の採用、オペレーターの未熟さと、危険不感症による「ケンチャナヨ運転」(=まあいいや運転、大丈夫運転)などが重層的に積み上がっているからだ。


 韓国の原発は、釜山(プサン)市周辺に密集している。大規模事故が起きたら、日本列島は偏西風に乗った放射能に直撃される。どんな対策を講ずればいいのか、見当すら付かないが、日本政府部内から「韓国の原発の危険性」を指摘する声がまったく聞こえてこないのは不可解極まりない。


 韓国の経済界と保守系紙は、「韓国の原発技術は世界トップ水準」という“神話”に膠着(こうちゃく)されている。誰かが言い始めたウソを何十回も書いているうちに、すっかりその気になってしまっているのだ。


 反日派が「朝鮮の少女が日本軍に強制連行されて慰安婦になった」と大声で叫んでいるうちに、学術的疑問すら拒否する“慰安婦神話”が出来上がったのと同じメカニズムだ。


 韓国の原発の国産化率は6割程度だ。核心部品は国産化できていない-。この1点だけ見ても「原発技術は世界トップ水準」とは大ウソと分かりそうなものだが、“神話”にドップリ漬かっていると分からないらしい。


 中央日報(2021年3月9日)の「韓国原発、大規模な地震・津波・戦争でも安全」という見出しの記事の背後にも“神話”が脈打っている。


 昨年9月には、台風14号の影響で、韓国の原発24基のうち、13基が停止した。発電所内部と周辺の送受電線に海水の塩分が付着したためだ。原発は冷却水排出のため、海岸線に造られる。だから塩害防止措置は基本中の基本だ。が、事実として塩害から守れなかった。


 ところが、台風の直後、中央日報(20年3月10日)は「原発が自動で停止したのは正常稼働していること」とするソウル大教授の見解を伝えた。


 19年5月のハンビッ原発事故では自動停止しなかった。「10日午前10時30分。制御棒制御能力測定試験中に原子炉の熱出力が事業者の運営技術指針書制限値の5%を超過して約18%まで急増。午後10時2分になってようやく原子炉を手動停止」


 これも中央日報(19年5月21日)の記事だ。あの時に比べたら「正常」とでも言いたいのだろうか。


 19年の記事には、「関連免許がない職員が制御棒を操作した」「当時の現場運転員は関連規定を熟知していなかった」とある。驚くべき危険不感症、「ケンチャナヨ運転」が行われているのだ。


 文政権は「脱原発」を掲げながらも、「韓国の原発技術は世界トップ水準」という“神話”は否定していない。それで、「優秀な韓国原発の購入を」と世界でセールス活動をしている。その点、左翼紙ハンギョレは“神話”を明確に否定している。


 「台風のたびに原発不安」(21年3月12日)は、中央日報の「…戦争でも安全」の記事を完膚なきまでに打ちのめしている。


 長文のため紹介しきれないが、例えば、「12年に月城(ウォルソン)1号機に濾過(ろか)排気装置を設置するための基礎工事の過程で、使用済み核燃料プール下部の遮水幕に穴が開く事故が起きた。この損傷部はいまだに復旧されていない」。読むほどに背筋に冷たいものを感じる。


 文政権の「韓国内での脱原発」は、廃炉第1号決定過程での経済性データの捏造(ねつぞう)疑惑、風力・太陽光など電力補完策の失敗で揺らいでいる。


 日本政府はとりあえず、「危険な韓国原発」をしっかり監視し、その結果を随時、日本国民に公表すべきだろう。(室谷克実)