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尖閣対応の係新設=体制拡充、不測事態に備え―沖縄県警

 沖縄県石垣市の尖閣諸島をめぐる国内外の情勢緊迫化を受け、同県警が4月の組織改編で公安部門に専門の係を新設することが30日、関係者への取材で分かった。上陸強行を図る国内の団体などについて情報収集を進め、不測の事態を防ぐ。
 県警は4月1日付で実施する組織改編の一環として警備部を拡充する。過激派や右翼団体に関する情報収集などを担当する警備1課の人員を増やし、尖閣に関わる動きに対応する係を新設する。
 尖閣諸島沖では、中国海警局の公船がたびたび日本の領海内に侵入している。2020年に接続水域を航行した日数は尖閣諸島を国有化した12年以降で最多を記録。29日には9時間にわたり領海内を航行し、日本の漁船に接近しようとする動きも見せた。
 一方、中国側の動きに対抗し、国内では尖閣諸島に船を出し、上陸を試みようとする動きもあるという。国有地の尖閣に無許可で上陸した場合、軽犯罪法違反に問われる可能性がある。県警はこうした状況を新たな治安上の課題と捉え、突発的な事態を回避するため体制強化が必要と判断したもようだ。
 県警は昨年、中国人活動家らによる不法上陸に対処するため専門部隊「国境離島警備隊」も発足。海上保安庁の巡視船に同乗するなどして警戒に当たっている。