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感動的なメッセージに中国も戸惑い?閉鎖された成都のアメリカ総領事館、流暢な中国語で“お別れ動画”


ハフポスト日本版


2020/07/28 17:25


中国政府がアメリカへの対抗措置として閉鎖させた四川省・成都市のアメリカ総領事館で、離任するジム・マリナックス総領事が中国語で投稿した「お別れのメッセージ」が現地で話題を呼んでいる。
もともとは今回の騒動と関係なく作られたものだが、閉鎖に伴ってか“再投稿”。現地ネットユーザーの態度は分かれている。
■流暢な中国語で話す
中国政府が成都の総領事館を閉鎖するよう命じたのは7月24日。アメリカが、ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖を要求したことへの「対抗措置」とされた。
その後、成都のアメリカ総領事館が閉鎖されたのは27日午前。中国の関係部門が領事館の建物に入った。
アメリカの在中国大使館が成都のジム・マリナックス(Jim Mullinax)総領事のメッセージ動画を現地のSNSに掲載したのは28日。もともとは7月1日に、今回の騒動と関係なく任期が切れることから投稿されたものだが、閉鎖にあたってか“再投稿”された。
動画はおよそ2分半。マリナックス氏は中国名「林傑偉」を名乗り、流暢な中国語で「過去3年にわたり成都という活力溢れた都市で総領事を務め、アメリカと(中国の)西南地区の関係を発展させられたことを光栄に思います」と語り始めた。
その後、30年前に中国を初めて訪れた思い出や、任期中にビジネスや文化の交流イベントを開いたことなどを写真付きで振り返り「私と家族にとって成都は第二の故郷になりました」と振り返った。
総領事自らのメッセージに、中国ネットユーザーの反応は分かれた。
米中関係の悪化から、アメリカなどに攻撃的なコメントも多く、「スパイたち」「さっさと帰ってくれ」などのコメントも付いた。一方で、「早く帰ってきてくださいね」「この人と我々のコメント欄を見れば、素地の違いがわかる」などと肯定的に捉える声もあった。
また「去り際にも体面を保ち、書類も焼かず、扇情もせず、恨み節を言うでもない。これが大国のあり方ではないか」と分析する人もいた。ヒューストンの中国領事館で、閉鎖の前に敷地内で火災が起き、機密文書を燃やしたとの観測もあることを皮肉ったとみられる。