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台湾「金門砲戦」慰霊祭に米駐台代表 支持示す狙いか

 【金門島=矢板明夫】中国大陸の福建省に近い台湾の離島、金門島で23日、中国の人民解放軍と激しい砲撃を交わした「金門砲戦」(1958年)の戦没者慰霊祭が行われた。蔡英文総統が出席したほか、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)台北事務所のクリステンセン所長(駐台大使に相当)が参加した。AIT所長の式典参加は初めて。
 中国軍が台湾海峡付近で軍事演習を繰り返し、中台間の軍事的緊張が高まる中、米側の要人が台湾軍主催の式典に参加したことは、トランプ米政権の台湾支持の姿勢を示す狙いがあるとみられる。
 蔡氏らは戦没者の墓に献花し黙祷(もくとう)をささげたほか、遺族を慰問し、最前線を守る兵士らを励ました。蔡氏は式典後、自らのフェイスブックに「主権、民主主義と自由を守る台湾の決意を世界に見せることは私の責任だ」と書き込んだ。
 「金門砲戦」は58年8月23日に始まった。中国軍による砲撃で1日に5万発以上の砲弾が金門島に降り注ぎ、多数の軍人、民間人が犠牲になった。台湾軍も反撃し、激しい応酬は同年10月まで続いた。「第2次台湾海峡危機」とも呼ばれる。