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「母語と同胞を守ろう」中国外相の訪問に合わせ抗議デモ、モンゴル

【AFP=時事】モンゴルの首都ウランバートルで15日、 中国の王毅(Wang Yi)外相の外交訪問に合わせて、中国・内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)での中国語教育に対する抗議デモが行われ、参加者らは「母語を守ろう、同胞を守ろう」とシュプレヒコールを上げた。
 内モンゴル自治区では突然の政策変更により、少数民族系の学校すべてに主要科目をモンゴル語ではなく標準中国語で教えることが義務付けられた。同様の措置はチベット(Tibet)自治区と新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)でも実施されており、各地域の少数民族を多数派の漢民族に同化させる狙いがある。
 内モンゴル自治区では政策変更を受けて、数週間にわたって抗議デモや授業・抗議のボイコットが行われている。
 15日のデモでは、モンゴルの伝統衣装を着た数百人がウランバートルの主要広場に集結。「母語を守ろう。同胞を守ろう」とシュプレヒコールを上げた。
 デモに参加した学生(21)はAFPに対し、「議員たちと大統領は中国の新政策に反対し、モンゴル民族が母語で学び続けられるよう中国に要求してほしい」と語った。
 ロシアと中国の間に位置するモンゴルは、経済を南の大国・中国への鉱物の輸出に依存しているが、当局はロシアとの結びつきを強めるなど、市場の拡大を目指している。
 駐モンゴル中国大使が15日に地元ニュースサイトに語ったところによると、王外相は、巨額の支援金の寄付を含む、一連の経済協定をモンゴルと結ぶ方針だという。
【翻訳編集】AFPBB News