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安倍総理の志は死なない!!

台湾も注目の「菅義偉首相」-親台路線継続かに関心

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中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は。中国膨張主義に目を向けよう。
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台湾も注目の「菅義偉首相」-親台路線継続かに関心 (本稿は9月15日記)



8月28日、安倍晋三首相が辞意表明。これを受け台湾では、蔡英文総統が「安倍総理は在任中において台日関係に多大なる貢献をされ、今後どんな立場においても台湾にとってもっとも大事な友人」とツイッターに投稿し、安倍氏の台湾への友情を称えたが、実際に安倍氏は歴代首相の中で稀に見る親台家だと言われている。


もっとも台湾側が称えるのは、安倍氏の台湾への個人的な友好感情だけではない。それよりむしろ、「我が国は一貫して(中国と)国交を結ぶ国が台湾と、いかなる形式であれ、公式に往来することに反対する」などと叫ぶ中国覇権主義の、不条理な圧力に屈しまいとしてきた気概だろう。あるいは中国の脅威を眼前にしながら運命共同体たる台湾との関係の強化、深化を進めようとする叡智だろう。


このように安倍氏は、台湾から見れば実に頼もしい日本のリーダーだったと言える(中国に従属したい一部の中国系勢力にはそう映らなかっただろうが)。そのため日本と同様、台湾でも、「ポスト安倍」は誰になるのかが大きな関心事となった。安倍氏のような「友台」派が選ばれるか否かに注目が集まったわけだが、それでは9月14日に自民党新総裁に選出され、新首相に就任の見通しの菅義偉官房長官を、台湾側はどう見ているのか。


8月30日、菅氏が自民党の総裁選に出馬する意向を固めるや、台湾でも速報が為され、自由時報などは「『令和欧吉桑(令和オジサン)』が後継?菅義偉も友台派」の見出しで報じた。菅氏も安倍氏と同様に「友台派」と認識されているのがわかる。ちなみに「令和おじさん」とのニックネームは台湾でも知られている。


立法委員の羅致政氏が「菅氏が知台派で、台湾のWHO総会参加を支持していたばかりか、李登輝元総統の友人だった」とフェイスブックに書き込んだこともニュースになっていた。中国の反対を顧みず台湾と接触する日本の政治家は、あの国ではやはり重要視されるのだ。


政府も菅氏に期待感を示している。外交部の報道官は同氏の自民党総裁選出を受け、次のようなコメントを見せた。


「自民党総裁への当選をお祝いし、台日関係がますます発展することを希望する。官房長官在任中は何度も、日本と台湾は共に自由、民主、人権、法治などの基本的価値を共有する重要なパートナーであり大切な友人と述べ、またWHOなどの国際機関への参加に支持を表明してきた。それとともに自民党と我が国には長い交流の歴史があり、関係は密接だ」


ところがその一方で、こんな見方も。


ニュースサイト「Newtalk」は12日に開かれた総裁選の3人の立候補者による公開討論会を見た感想として、「台湾に最も友好的に見えた候補者は石破茂氏。それに比べ、菅義偉氏と岸田文夫氏は中国への態度がやや穏やか」と伝えているのだ。


それによると石破氏は「香港の問題は、一国二制度を否定してきたっていうのは大変なこと。これは台湾に必ず波及するからだ。このようなことがあってはならないということは、きちんと言っていかねばならない」と
語り、「力強く台湾を応援した」とのだが、他方岸田氏は「日本は中国とは隣国で、経済等の深い関係もある。中国とは対話の窓は決して途絶えさせてはならない」と述べ、そして菅氏は「中国は世界第2位の経済大国であり、隣国。さまざまな懸案があるが、ハイレベルの機会を活用するのが大事」と語ったのだとか。そうした菅氏の発言に、この台湾メディアは同氏の対中宥和の姿勢を見て取ったということか。


聯合報の見方はこうだ。


「安倍路線を継承し、日米同盟の下で自由で開かれたインド太平洋戦略を推進していくと表明しているが、個人的には中国と安定した関係を築きたがっている」


「彼の台湾に対する政策はまだはっきりしない。一般的には、首相就任後は台日関係は大方安倍政権の方向を引き継ぎ、台湾との友好関係を継続すると見られている」


いずれにせよ、「菅首相」が台湾とどのように向き合うかが、中国覇権主義といかに向き合うかのバロメーターとなる訳で、その点には台湾人だけでなく、日本人もまた関心を寄せなければならないだろう。


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