Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

台湾から見た日本政府の台湾支持姿勢(上)─日本の「勇気」が喜ばれる

ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
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安倍晋三首相は4月28日の衆院予算委員会で、武漢ウイルスへの対応に批判が大きいWHOに関する玄葉光一郎議員の質問に対し、「台湾の(参加の)問題等、政治的、政治性の問題については、テドロス(事務局長)にも申し上げてきた。言うべきことはたくさんあるが……今は結束すべきだと考えている」と答えた。


 翌29日の参院予算委員会でも次のように、白眞勲議員からの質問に対して同趣旨の話を、更に明確に話している。


 「WHOが今回の対応においてどうであったかは、事態が終息された後に検証するべきだが、ただ一点、台湾は残念ながら(WHO総会に)オブザーバーとして参加できていない。これはテドロス事務局長にも直接申し上げている。ウイルスには国境はなく、そこからの情報が共有されないことがあれば大変な問題が出てくる。今回も人から人への感染について、台湾からWHOに通報があった(しかしWHOはそれを無視した)。そうしたことへの検証もしなければいけないが……」と。


WHO問題を語る中での、このような台湾問題の“ちょっと”した言及については、日本では一部のメディアを除き、あまりが取り上げられなかった、台湾では多数のメディアが大きくこれを報じ、注目を集めた。


たとえば自由時報は「台湾のWHO総会への参加を力強く支持!安倍氏は自らテドロス氏に訴えた」との見出しを掲げ、「安倍氏の支持姿勢は、台湾にとり尊敬し感謝すべきものだ」との謝長廷駐日代表(大使)のコメントも紹介している。


それではなぜ、こうしたWHO総会への台湾のオブザーバー参加への日本政府の支持姿勢が、台湾にとっては「尊敬」に値するのかと言えば、WHOの事務局や多くの加盟国が中国の影響下に置かれ、あの国に媚び諂い、台湾排除という不条理を受け入れてしまっている中、日本が中国を恐れることなく、その不条理を堂々と衝いていると見たからだ。


 台湾外交部報道官も、定例記者会見で次のように述べた。


 「安倍首相と日本政府による台湾のWHO 参加への支持と堅い我が国への情誼に対し、最も深い敬意と感謝の意を表する。我が方はまた、引き続き日本側と感染情報の交換や防疫での協力を続けていきたい」


 「日本政府はこれまで何度も、台湾と日本は自由、民主、人権、法治などの基本的価値観を共有し、双方には密接な経済関係や人的往来があり、台湾は日本の重要なパートナーであり得難い友人だと表明してきた。我が国は既有の友好を基礎に、引き続き台日の各種の交流、協力を深化させ、双方の互恵互利のパートナー関係を健全に発展させたい」


このように、台湾では日本の「勇気」が本当に喜ばれたようだ。武漢ウイルス禍で世の中が暗澹とする中、日本メディアも、こうした台湾側の反応を報道してはどうだろうか。


 (つづく)




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