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トランプ氏、「選挙不正」に否定見解のCISA局長を解任 ツイッターで明かす

 トランプ米大統領は17日、国土安全保障省サイバー・インフラ安全局(CISA)のクリストファー・クレブス局長を解任したとツイッターで明らかにした。クレブス氏が率いるCISAが、今回の大統領選は「米国史上、最も安全な選挙だった」と評価し、大規模な不正行為はなかったとの見解を示したことに反発した。
 大統領選の敗北を認めていないトランプ陣営は、不正な投票があったり、集計システムが操作されてトランプ氏の得票データが削除されたりしたとの主張を繰り返している。これに対しCISAや全米州務長官協会などで構成する選挙インフラ政府調整評議会は12日、声明で「集票システムで票が消されたり、改変されたりした事実はない」などと、不正の主張を完全否定した。
 クレブス氏は17日にも、集計システムが操作されたとの指摘に対して「根拠がなく技術的にも論理矛盾しているとの見解で専門家全員が一致している」とツイートしていた。トランプ氏はクレブス氏の発言について「非常に不正確だ」とツイートで反発。その点を理由に「CISAの局長の任を解いた」と述べた。
 クレブス氏は解任の発表後、「国に奉仕できて光栄だった。我々は正しいことをした」とツイート。野党・民主党のウォーレン上院議員は「彼はトランプの陰謀論に立ち向かい、選挙の正当性を守ったことで職を追われた。解任は醜悪な権力乱用だ」と非難している。【ワシントン高本耕太】