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中国漁船団、南米沖で違法操業…「資源取り尽くしてしまう」

読売新聞 (写真:読売新聞)
 【リオデジャネイロ=淵上隆悠、瀋陽=川瀬大介】南米で、中国漁船団の違法操業に反発が強まっている。チリやエクアドルなど4か国は今月、対応強化をうたう共同声明を出した。中国政府は漁船団に自制を求めるが、乱獲が止まる気配はない。
 「中国漁船は資源を取り尽くしてしまう」。アルゼンチンの有力ニュースサイト「インフォバエ」は12日、チリ北部タルタル近海で中国漁船が目撃されたと報じ、窮状を訴える漁師の発言を載せた。チリ海軍は目撃情報は否定したが、「24時間態勢で監視し、漁船の動向は把握している」と強調した。
 海洋保護団体「オセアナ」(本部・米国)などによると、エクアドルのガラパゴス諸島沖では7月以降、約300隻の中国漁船団が確認された。イカなどを乱獲している模様だ。
 中国近海で水産資源が減少した影響などで、ここ数年、南米海域で操業する中国漁船が目立つ。2016年にはアルゼンチンの沿岸警備隊が、排他的経済水域(EEZ)で違法操業した中国漁船を沈没させた。
 チリ、ペルー、エクアドル、コロンビアの4か国は今月3日、「外国漁船による公海上での漁が、海洋資源の保全と持続可能性を危機にさらしている」と共同声明で指摘した。各国とも中国との貿易・投資関係が深いためか、中国を名指しすることは避けた。
 中国政府は、違法操業をやめるよう漁業者に指導するが、効果は限られているようだ。遠洋漁業基地として知られる浙江省舟山では5年ほど前から、漁師に担当部局が関連法などの講習をしている。だがアルゼンチン海軍が今年5月に拿捕(だほ)した中国漁船は、昨年10月に舟山から出港した漁船だった。中国政府は今年8月、漁業者にガラパゴス沖での禁漁を命じた。しかし、エクアドル当局によれば、半数の漁船が追跡を避けるためにレーダーの電源を切って漁を続けたという。
 チリの調査研究機関「アテナラブ」のフアンパブロ・トロ事務局長は、中国漁船はタンカーや医療船を従えるなど、「周到に準備された集団だ」といい、「各国が連携して対応する必要がある」と指摘した。


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