肥沼信次医師の桜 日独つなぐ ヴリーツェン市で植樹式 八王子市民ら38人 八王子市

肥沼信次医師の桜 日独つなぐ ヴリーツェン市で植樹式 八王子市民ら38人 八王子市© タウンニュース
第二次世界大戦後のドイツで多くの命を感染症から救い、同国ヴリーツェン市に眠る八王子市出身の医師・肥沼(こえぬま)信次氏。「日本の桜を見せたい」と言い残し37歳で他界した同氏の遺志を受け、現地に桜苗木が贈られた。
寄贈を実現しようと、市民団体「Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会」(塚本回子代表)が中心で募金活動が行われ、日本中から寄せられた寄付金は約360万円に。その資金をもとに関山やしだれ桜など23本が植えられた。
6月3日にヴリーツェン市で植樹式が開かれ、塚本さんや八王子観光PR特使で歌手の冨永裕輔さんら八王子市民20人、日本から総勢38人が出席。式典後、現地のお祭りで冨永さんは肥沼医師の歌をドイツ語で披露。ベルリンでの公演では「『桑都物語』HistoryofLove」を歌った。今回の訪問では肥沼医師の母校・市立第三小学校の児童100人がちぎり絵で作った同氏の肖像画も届けられた。
式典に参加した石森孝志市長は「今後も両市の友好交流が続くことを期待する」とコメント。塚本さんは「皆様からの募金で長年の夢がかない、本当にうれしい。(現地で)温かいおもてなしを受け、心と心の交流には距離がないことを実感した」と思いを語った。

銘板プレートの除幕式(上)。寄贈された第三小児童制作のちぎり絵(下)=いずれも塚本さん提供© タウンニュース

(左から)吉本市議、石森市長、イルム市長=市提供© タウンニュース
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。