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安倍総理の志は死なない!!

ナチス・ドイツは「帝国主義」だった

ネコウヨ

 From 三橋貴明





【近況】
最近、最も衝撃を受けた
書籍というか「主張」は、ヨラム・ハゾニーの
「ナショナリズムの美徳」において、
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「ナチス・ドイツは帝国主義であり、
他国の国民の主権を奪い取り、
人々を虐殺、虐待していったにもかかわらず、
なぜか戦後に「悪いのはドイツの
ナショナリズム(国民主義)」ということにされ、
ナショナリズムが否定されるようになった」
という論説を読んだことです。
確かに・・・・。


国民主義とは、
ネイション・ステイツ(国民国家)の
中核の考え方です。
ネイション・ステイツとは、
民族的な話ではなく、歴史、文化、伝統、
言語、宗教、価値観、慣習などを
同一とする「人間」の共同体です。


真っ当なネイション・ステイツの
「国民」は、「他国の侵略」やら
「異なるネイション・ステイツを支配下に置く」
といったことに興味を持ちません。


いかなる高邁な理想があろうとも、
「何で、自分の共同体と関係ない国々を
支配するために、戦わなければならないんだ」
というのは、人間の素直な感情だと信じます。


そもそも、言葉も通じない人たちが、
自分と何の関係があるの? という話です。


それに対し、「帝国」は違います。
帝国は、特定の血統(いわゆる「皇帝」)により、
異なるネイション・ステイツが
「統合されるべき」と考える。


あるいは、特定の血統や思想の下で、
異なるステイツは一つになるべきと考える
(EUが、これに該当します)。


さらには、
特定のネイション・ステイツにより、
異なるステイツが支配されるべきと
考える(これが、いわゆる「帝国主義」です)。


歴史的、伝統的なステイツの「国境」を
否定し、国民の主権を制限しようと
するのが帝国主義なのです。


古代からユーラシアに幾つも登場した帝国も、
欧米諸国の帝国主義も、
EUに代表される「国際協定」も、
歴史・伝統的なステイツの国民の
主権を制限するという点で、
何ら変わりはないのです。


そういう意味で、大東亜戦争敗北前の
「大日本帝国」は、確かに「帝国」でした。


そして、ナチス・ドイツの思想は、
東方生存圏が典型ですが、
まさに「帝国的」でした。


何しろ、既存の
ネイション・ステイツを無視し、
ドイツ「民族」の生存権を東方に
拡大しようという発想なのです。


ナチスの「帝国主義」に立ち向かったのは、
各国のナショナリズムでした。
「あの」スターリンですら、
ナチスと戦うために、
「ロシア民族のナショナリズム」を
鼓舞せざるを得なかった。
(だからこそ、スターリンは独ソ戦を
「大ロシア戦争」と呼んだのです)


それにもかかわらず、戦争が終結すると、
「悪」はドイツの帝国主義ではなく、
「ドイツのナショナリズム」に
されてしまった。


いや、
本当にドイツのナショナリズムが
強かったならば、「東方の伝統的な
ステイツを破壊しろ」とはならんでしょう。


これは、重大な歴史の誤謬だと思います。
つまりは、ナチスの帝国主義により
世界を悲劇が見舞ったにもかかわらず、
それに立ち向かったナショナリズムが
「悪」とされ、戦後、グローバリズムという
新たな帝国主義が勃興する
種が撒かれてしまったわけです。


この問題は、歴史的にあまりにも
重要であるため、今後も引き続き、
取り上げていきたいと思います、。