「財政拡大は円安で破綻する~っ!」の終焉

2023年 日本国民の「貨幣観」が
転換する一年になる
[三橋TV第646回]三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/KSlcwXdUx2Q
財務省は恐らくというか間違いなく、
岸田内閣の政局と絡めることで
「増税路線」を確定させたいわけです。
そのためには、
「増税前提の政局アドバルーンの記事」
が次々に出てきて、
増税の是非を問う選挙の
既成事実化が始まるんだろうなあ、
と思っていたら、やはりやってきました。
媒体は、もちろん日経新聞。
『政権運営、広島サミット節目
防衛費財源・原発・日銀人事…
懸案対応、求心力に影響
2023年の岸田文雄首相の
政権運営は5月に広島で開く
主要7カ国首脳会議(G7サミット)が
一つの節目となる。
防衛費増額や子ども予算の財源確保、
原子力発電の活用、
日銀総裁人事など懸案が山積する。
22年の1年間で内閣支持率は低下した。
重要政策への対応が求心力を左右する。
政権が重点政策に位置づける
防衛力強化や子ども・子育て関連は
財源の確保が課題となる。
23年6月にまとめる経済財政運営と
改革の基本方針(骨太の方針)に
財源の大枠を盛り込む見通しとなる。
政府・与党は23年度予算の成立後の
4~5月に同方針の本格的な調整に入る。
財源論のなかの増税を巡っては
自民党内に異論もあり、
どれだけ具体的な内容を
明記できるかは政権の強度を表す。
(後略)』
日経の記事の末尾は、
『(引用)政府高官は
「5月のG7サミット後は
いつ衆院解散があっても
おかしくない」と話す。』
となっていますが、
この手の政府高官(誰?)
という意味不明なソースの憶測を
次々に報じることで、
政局の折り込みを進めていくわけです。
三橋TVではないですが、
今年「貨幣観」を転換しなければ、
大げさでも何でもなく
亡国回避の道が閉ざされるかもしれない。
国会議員の皆様に、
増税を前提としない防衛費の財源、
すなわち国債について、
正しい議論をしてほしいと切に願います。
ところで、昨年は、
「日本は財政を拡大したから
円安が進んだんだあっ!」
系の破綻論が花盛りでした。
じゃあ、日本とは桁が違う
(本当に桁が違う)財政拡大をした
アメリカは、なぜドル高になったんだ?
という突っ込みは置いておいて、
直近の日本円、英国ポンド、
ユーロの対ドルレートを見てみましょう。
http://mtdata.jp/data_82.html#USD
日本円はすでに、
五か月前を超す
「円高」水準に戻っています。
とはいえ、中期的には
「円高」ではなく「ドル安」の
局面であることが日本円、
英国ポンド、ユーロの為替レートから
読み取れるでしょ?
無論、短期的には、
先日の日銀のYCC運用見直しも
入っているのでしょうけれどもね。
何度も繰り返していますが、
為替レートは金融市場の
「思惑」により動きます。
「財政拡大すると、
円が暴落して破綻する~っ!!!」
などという、
シンプルなものではないのですよ。
1ドル500円オジサンとかは、
現在の状況を歯噛みして
見ているのでしょうが、
いい加減に出鱈目な言説で
他者を騙すのはおやめなさい。
見ているこちらの方が、
痛々しくて辛くなる。
というか、本人は恐らく
「騙している」という
認識すらないのでしょうが、
だからこそ余計に痛々しいんだよ。
いずれにせよ、
今年こそ日本国の呪縛である
「財政破綻論」を
叩き潰さなければなりません。
残された猶予は、
あるかないかわかならい、
といった状況なのです。
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