台湾侵攻、勝つのはどっち?(米シンクタンクCSIS)

北野です。
2023年、混乱の年になりそうです。
・ウクライナ戦争(戦術核使用?)
・中国-台湾問題
・北朝鮮問題
一方日本国内でも不穏な動きがみられます。
「防衛増税」に邁進する岸田政権。
以前警告した通り、「消費税引き上げ論」
が浮上してきています。↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230106/k10013942391000.html
私たちがすべきことは二つです。
一つは、悪政と戦うこと。
「いいかげんにしてくれ!」といわなければ、税金は
永遠に上がり続けます。
もう一つは、自分の生活をきっちりすることです。
悪政に負けず、健康で幸せで豊かな生活を勝ち取って
いく。
でも、どうやって?
その一歩は、「目標を立てること」です。
どこに向かっているかわからなければ、前進しようがあ
りません。
「目標はたてています。
でも、3日坊主で終わってしまいます」
そんな方は、目標設定の超プロ勝木龍先生から、
「正しい目標設定方法」
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★台湾侵攻、勝つのはどっち?(米シンクタンクCSIS)
全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!
北野です。
アメリカは今年、三つの戦いをしています。
一つは、「プーチンに戦術核を使わせない戦い」です。
二つ目は、「習近平に台湾侵攻をさせない戦い」です。
三つ目は、「金正恩を暴走させない戦い」です。
世の中には、「アメリカが台湾侵攻を煽っている。軍産複
合体の利益のために戦争を望んでいる」と主張する人たち
もいます。
もちろんそうではありません。
もしアメリカが、台湾侵攻を望むなら、簡単な方法があり
ます。
蔡英文さんに独立宣言をさせ、アメリカが台湾を国家承認
すればいい。
これをやれば、習近平は、勝ち負けはともかく、威信をか
けて台湾侵攻を開始するでしょう。
ところがバイデンは、台湾に独立を促しません。
彼がやっていることは二つです。
一つは、「台湾に侵攻したら、中国は勝てない」と習近平
に思わせること。
たとえば、台湾にどんどん武器を売る。
クアッド、AUKUS、IPEF、民主主義サミットなどで、中
国包囲網を築く。
さらに、バイデンは「中国が台湾に侵攻すれば、アメリカ
が台湾を守る」と3回いった。
これで習近平は、「台湾に侵攻したら、米軍と戦うことに
なる」と考え、侵攻のハードルが高くなりました。
もう一つは、習近平を追い込まないことです。
既述のように、蔡英文さんが独立宣言すれば、習近平は
「侵攻せざるを得ない状況」になるでしょう。
だから、バイデン政権は、反中包囲網を築く一方で、
「一つの中国を支持する方針に変化はない」
というのです。
これは、何でしょうか?
要するに、アメリカは、「台湾は中国の一部であり、独立
国家と認める予定はない」と。
中国を封じ込めつつ、一つの中国を支持する。
この一見矛盾した行動が意味するところは、
「アメリカは、現状維持を望んでいる」
「アメリカは、中国との戦争を望んでいない」
ということです。
バイデン政権は、伝統的な「バランス・オブ・パワー戦略」
をしている。
しかし、「バランス・オブ・パワー」は、「くずされるこ
と」があります。
ナポレオン、ヒトラー、プーチンのように、自信過剰の独
裁者は「力でねじ伏せることができる」
と勘違いし、バランス・オブ・パワーを壊しに動く。
それで結局敗北することになるのですが、負けるまでにも
のすごい数の犠牲者を出す。
習近平も、欧米を侮ったり、自信過剰になったり、あるい
は追い込まれたりして、台湾侵攻に走る可能性があります。
その結果は?
▼台湾侵攻、勝つのはどっち?
アベマタイムス1月10日に、米シンクタンク「戦略国際問
題研究所」(CSIS)のシミュレーション結果に関する記
事がありました。
<アメリカのCSIS(=戦略国際問題研究所)は9日、中国
が2026年に台湾侵攻した場合のシミュレーション結果を公
表した。
中国軍の被害が最も大きく、約1万人の兵と155機の戦闘機、
138隻の艦船を失い、台湾支配は失敗に終わる可能性が高い
と予測している。>
「台湾侵攻は、失敗に終わる可能性が高い」そうです。
<一方、アメリカ軍は3週間で兵士約3200人が死亡し、空
母2隻が撃沈されるほか、台湾は約3500人の兵が死傷する
と想定している。>(同上)
ここで重要なのは、米軍参戦が前提で語られていることで
す。
やはり、バイデンさんがいうように、「台湾侵攻時には、
米軍が出る」と見られているのでしょう。
日本は、どうなのでしょうか?
故安倍元総理や、麻生元総理は、
「台湾有事の際には、日本もアメリカと一緒に戦う」
旨の発言をされていますが。
<日本も大勢の自衛隊員が死亡する可能性があり、在日ア
メリカ軍基地が攻撃されると指摘した。>(同上)
「そうだろう」と思います。
というわけで、CSISは、「アメリカ、日本、台湾は勝つ」
「中国は負ける」という結論でした。
▼世界一の戦略家も、中国敗北を予測
台湾侵攻で米中が激突したら、どっちが勝つのか?
いろいろな意見があります。
「世界一の戦略家」といわれるルトワックさんは、
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の中で、重要な指摘をしています。
<国防総省のいう「世界一の海軍」とは艦船の数などを指
しているが、
アメリカの攻撃型原子力潜水艦がたった3隻あれば、
台湾海峡のすべての中国艦船を撃沈できるということだ。>
(62p)
この指摘は重要です。
たとえばウクライナ戦争のことを考えてみましょう。
ロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」は2022年4月、ウクラ
イナの対艦ミサイル「ネプチューン」で沈没しました。
使われたのは、「ネプチューン」たったの2発です。
ルトワックは、この問題をさらに掘り下げます。
<現在の海軍の艦船の分類を見ると、
フリゲート艦から巡洋艦、輸送艦、強襲揚陸艦など実に様
々な分けかたができるが、
本当の分類としてはたった二つしかない。
それは、潜水艦と潜水艦の標的(ターゲット)だ。
この標的のサイズは小さかったり大きかったりするのだが、
標的であることに変わりはない。>(130p)
<実戦というい意味で考えれば、
水上艦の価値は、ダンボールでできた船と変わらないのだ。
>
(131p)
というわけで、世界一の戦略家ルトワックさんも、「台湾
有事」で、中国は敗北するとみています。
そうはいっても、「台湾有事を起こさないこと」が重要で
す。
そのためには、「台湾有事になれば、中国は必ず負けて、
習近平は失脚する可能性が高い」
という【情報を】拡散していくことが重要です。
これは、おそらく事実であると同時に、
習近平が台湾侵攻を決断しない大きなファクターになるか
らです。
ウクライナ戦争は起こってしまいました。
しかし、台湾侵攻が起こらないよう、できることを行って
いきましょう。
できることとは、説得力を持って、「台湾に侵攻したら、
中国は負けて、習近平は終わりだ」という情報を拡散して
いくことなのです。
ちなみに、「リアリズムに基づいた希望」を持ちたい方は、
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