Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

ダボス会議から締め出されたロシアと中国

ネコウヨ

全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!


北野です。




まずは、お知らせから。


2023年は、どんな年になるのでしょうか?


北野の詳細な予測を知りたい方は、こちらを参考に
してください。
↓
https://in.powergame.jp/kipr2_2301_gene_a?cap=kmag




では、本題。


世界のスーパーエリートが集結する会議といえば、


「世界経済フォーラム」(通称 ダボス会議)


でしょう。


今年は1月16日から20日まで、年次総会が開催されました。


ブルームバーグ1月16日は、ダボス会議からロシアが締め
出された状況を報じています。




<出席を登録した資産家の数は116人前後と10年前から40
%増えたが、少し前まで常連で、モンクレールのダウンジ
ャケットのように普通に見掛けたロシア資産家の参加は
今年はゼロだ。
ウクライナ侵攻に西側諸国が厳しい制裁を科す中で、ロシ
アの新興財閥(オリガルヒ)は事実上締め出された。>
ー-



わかります。


ロシア新興財閥の多くは、いまや制裁の対象。


欧米にあった豪邸やスーパーヨットなどは差し押さえられ
ている。


プーチンのウクライナ侵攻によって、ロシアの新興財閥は、
「世界エリートサークル」から追放されました。



そして、いないのはロシアの資産家だけではありません。


中国もです。




<新型コロナの爆発的な感染再拡大、富裕層の資産価値を
2240億ドル(約28兆6700億円)相当消失させた2022年の
株価急落の動揺が続く中国の資産家も今年は出席しない。>
(同上)
ー-


中国は、習近平が強くなりすぎて、超富裕層が弾圧される
ようになっています。


いい例が、アリババ創業者のジャック・マーさんでしょう。


彼は2020年10月に、中国政府を批判した。


その後表舞台から姿を消しました。


2022年、ジャック・マーさんは、半年ほど日本に滞在して
いたそうです。


そして、彼はアントグループの議決権を手放すそうです。


(おそらく、強制的にそうさせられたのでしょう。)


ロイター1月7日。




< 中国電子商取引大手アリババ・グループ傘下の金融会社
アント・グループは7日、創業者の馬雲(ジャック・マー)
氏が経営権を手放すと発表した。
株主が一連の株式保有調整の実施で合意し、同氏が議決権
の大部分を放棄することになったという。
馬氏はこれまで議決権の50%以上を保有していたが、ロ
イターの算出によると、今回の変更で6.2%に低下する。>
ー-




▼変化するグローバリストと中国の関係




ダボス会議は、いわゆる「グローバリストのエリートたち
の集まり」といえるでしょう。


グローバリストとナショナリストのプーチンは、2003年以
降、ほとんどの期間険悪でした。


しかし、ロシアの新興財閥は、グローバリストと親和性が
高かったので排除されていなかった。


ですが、ウクライナ侵攻のせいで、さすがに今年は排除さ
れています。



一方、中国は、どうなのでしょうか?


トウ小平、江沢民、胡錦涛は、欧米のグローバリストと協
力して、中国を発展させてきました。


世界一の人口を抱え、貧しかった中国。


この国を発展させることは、グローバリストが大儲けする
方法だったのです。



ところが、ナショナリスト習近平が出てきて、すべてが変
わってきます。



この変化は、「よくしゃべるグローバリスト」ジョージ・
ソロスの言葉の変遷を見るとよくわかります。


彼は、06年に出版された本



『世界秩序の崩壊~「自分さえよければ社会」への警鐘』



の中で、アメリカと中国についての考えを明らかにして
います。




<ところが、ここに、皮肉にも愚かな事態が起きた。近
隣の大国・中国が基本的に多極主義を受け入れ始めた矢
先、アメリカ合衆国が正反対な方向へと動き、国際的な
諸制度への疑念を強め、最近の国家安全保障面での難題
に対して大幅に一極主義的な治療策を遂行したのである。


日本は、この両国の板挟みになった。


かたや最大のパトロンかつ保護国ながら、昨今益々世界
の多くの国々との折り合いが悪くなってきたアメリカ。


かたやその経済的繁栄を持続させ確保すべく国際的シス
テムにおいて安定と現状維持を志向しつつある中国。>
(9p)
ー-


ソロスによると06年当時のアメリカは、「昨今益々世界
の多くの国々との折り合いが悪くなってきた」国である。


一方、中国については、「経済的繁栄を持続させ確保す
べく国際的システムにおいて安定と現状維持を志向しつ
つある」国。


06年時点のソロスの、「米中観」は明確です。


つまり、彼は、「アメリカ=悪」「中国=善」と考えて
いた。



この評価は、2010年時点でも変わっていません。


彼は2010年11月16日の「フォーリン・ポリシー」で、



<アメリカから中国への、パワーと影響力の本当に驚くべ
き、急速な遷移があり、それはちょうど第二次世界大戦後
の英国の衰退とアメリカへの覇権の移行に喩えられる>


<今日、中国は活発な経済のみならず、実際に、アメリカ
よりもより機能的な政府を持っている」という議論を呼ぶ
であろう>
ー-


と語りました。


つまり、彼は当時、「イギリスからアメリカに覇権が移っ
たように、今は、アメリカから中国に覇権が移動している」
と考えていた。


さらに、中国は「アメリカよりも機能的な政府を持ってい
る」と。


ですから、2010年当時であれば、「バイデンは、グローバ
リストだから親中」というのは正解でしょう。


ところが、その後状況が変わりました。



2012年、習近平時代がはじまりました。


2015年3月、AIIB事件が起こり、アメリカの没落と中国の
影響力の大きさが明らかになった。


そして、米中覇権戦争の前哨戦がはじまった。


この時、大統領はオバマ、副大統領はバイデンでした。


さて、国際金融資本、グローバリストの大物ソロスの中国
観は、その後どうなったのでしょうか?


BUSSINESS INSIDER JAPAN 2019年1月28日を見てみま
しょう。




<世界経済フォーラムの年次会合(ダボス会議)で、ビリ
オネアの投資家、ジョージ・ソロス氏がスピーチを行った。
1月24日の夜(現地時間)に行われたこのスピーチは、ソ
ロス氏が中国に対して間違いなく批判的であることを示した。
「今夜、わたしはこの時間を、開かれた社会の存続を脅か
すこれまでにない危険について、世界に警告するために使い
たいと思う」 >
ー-



中国=「開かれた社会の存続を脅かすこれまでにない危険」
だそうです。


9年前まで、「中国がアメリカにかわる覇権国家になっても
いいよね」と絶賛していた人が、ずいぶん変わりました。


そして、ソロスは、「決定的発言」をします。




<「中国は、世界で唯一の独裁政権ではない。
だが間違いなく、最も経済的に豊かで、最も強く、機械学
習や人工知能が最も発展した国だ。
これが開かれた社会というコンセプトを信じる人々にとっ
て、習近平を最も危険な敵にしている」>(同上)
ー-



「習近平 = 最も危険な敵」


だそうです。


私たちが忘れてはいけないこと。


それは、ソロスは、「ただの個人ではない」ということ。


彼は、「国際金融資本」全体の考えを代弁している。


つまり、国際金融資本が、「習近平はもっとも危険な敵」
と認定した可能性が高い。



巷には、いまだに「中国とグローバリストは一体化して
いる」と主張している人たちがいます。


しかし状況は変化しているので、アップデートする必要が
あるのです。