カホフカダム【自然決壊説】は【否定】された

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
今日は、昨日のつづきになります。
昨日は、6月6日に起こったウクライナ、ヘルソン州カホフ
カダムの決壊について書きました。
これについては、3つの説があります。
・ロシアがやった説
・ウクライナがやった説
・自然決壊説
私は、なんでもかんでも「プーチンが悪い」というつもり
はありません。
たとえば、5月3日に起こったクレムリンへのドローン攻撃。
あれを、「自作自演」とはいいません。
しかし、今回のカホフカダム決壊については、
「ウクライナの反転攻勢を阻止するために、ロシア軍がや
ったのだろう」
と書きました。
もちろん確固たる証拠に基づくわけではなく、戦況の流れ
からの推測に過ぎません。
さらに昨日は、「ロシア説」を補強する二つの事実を挙げ
ておきました。
一つ目は、カホフカダムの水位が、今年2月の14mから急
上昇し、決壊直前の6月4日には17.26mまで上がっていた。
グラフもあるので、是非ごらんください。
↓
https://hydroweb.theia-land.fr/collections/hydroweb/L_kakhovka
2月からものすごい勢いで、水位が上がっているのがわか
ります。
そして、水位を上げる命令を出せるのは、カホフカダムを
支配しているロシア軍だけ。
なぜ、ロシア軍は、カホフカダムの水位を急上昇させたの
でしょう?
決壊(破壊)時の被害をマックスにするため?
二つ目。
5月30日に出されたロシア政府の政令No73の一番最後に
興味深い記述があります。
@出所
http://actual.pravo.gov.ru/text.html#pnum=0001202305310067
<10. 2028 年 1 月 1 日まで、戦闘行為、妨害行為、テロの
結果発生した危険な生産施設での事故、および水力構造物
の事故に関する技術調査は実施されない。>
今回、ダムが決壊した。
ロシア側は、「ウクライナがやった!」と断言しています。
しかし、政令No873によって、調査(捜査)は行われない
のです。
この政令が出されたのは5月30日。
つまりカホフカダムが決壊する1週間前です。
これは、偶然でしょうか?
▼否定された「自然決壊説」
ところで、もう一つ「自然決壊説」が残っています。
これは、どうなのでしょうか?
6月6日の前から、カホフカダムがかなり痛んでいたという
衛星写真がでています。
たとえば、こちらの動画をごらんください。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=Fe1J4RUpJIY
それで、「ロシアでもウクライナでもなく、自然決壊だ」
という説がでているわけですが。
ところが、ノルウェーの地震観測機関NORSARが6月7日、
「カホフカダムが決壊した時に、爆発があった」
証拠を出してきました。
@証拠原文を必ずご確認ください。
↓
https://www.jordskjelv.no/meldinger/seismic-signals-recorded-from-an-explosion-at-the-kakhovka-dam-in-ukraine?fbclid=IwAR28PnsD2wd7vnCBbiQbkpYpa0kBTzrgtl-LT35Cnj0_PtTbQmLMy4cPRNw
何が書かれているのか?
多忙のため、「グーグル翻訳」を使用します。
<地域の地震観測所からのデータは、6月6日火曜日現地時
間2時54分(ノルウェー時間01時54分)に明確な信号を示
しています。
時間と場所 (座標: 46.7776, 33.37) は、カホフカダムの崩
壊に関するメディアの報道と一致しています。
信号は爆発があったことを示しています。
推定マグニチュードは 1 から 2 の間です。
下の図は、ダムから約 620 km 離れたブコビナ (BURAR)
地震探査アレイからの信号を示しています。>
ーー
要するに6月6日2時54分に爆発があって、ダムは決壊した
と。
これで、「自然決壊説」は否定されたようです。
というわけで、私が昨日推測した通り、
「ウクライナの反転攻勢を止めるために、ロシア軍がやっ
た」
という可能性が高いのではないでしょうか。
いずれにしても、中立的立場での調査が求められます。
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