Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

参院補選を捨てた岸田首相がみずから「長崎の支援者に電話」驚きの理由…絶望の10月22日情勢調査の生数字

ネコウヨ

なんと16ポイント差で「大敗」
「2連敗したら、来年の総裁選はダメじゃないか」wwwww


こう心配げに話すのは、岸田文雄首相の派閥・宏池会に所属する衆議院議員のひとりだ。


衆院長崎4区と参院徳島・高知選挙区の補欠選挙の投開票が、いよいよ10月22日に実施されるが、いずれも自民党候補が大苦戦している。


長崎4区は新人の金子容三氏(自民)と前回の衆議院選挙で比例復活当選を果たしている末次精一氏(立民)のデッドヒート。また参院徳島・高知は、新人で高知県議だった西内健氏(自民)と元衆議院議員で旧民主党に所属していた、広田一氏(無所属)が


激しく争っている。


「現代ビジネス」編集部が極秘で入手した事前の情勢調査の数字では、衆院補選では接戦、参院補選のほうは自民が完全に負けている。
衆院長崎4区の場合、自民の金子氏の支持が45.1%、立民の末次氏の支持が42.0%。参院徳島・高知では、自民の西内氏の支持が34.7%、無所属の広田氏の支持が50.8%なのだ。


参院徳島・高知は立憲民主党などが支援にまわる広田氏が勢いを増し、西内氏は大苦戦している。一方、衆院長崎4区は、選挙戦前半では金子氏が10%ほど差をつけていたため、このまま自民が逃げ切るかと思われていたが、岸田政権の支持率低下もあってか、日を追うごとに末次氏に一気に詰め寄られているのだ。


自民党の閣僚経験者がうなだれて語る。


「岸田首相には、補選で2連勝すれば、解散総選挙を12月17日投開票で行うというプランもあった。だが補選で1つでも落とせば年内の解散総選挙はないはずだし、仮に2連敗となれば、政権そのものが危うくなる」


徳島で飛んだ「増税メガネ!」の野次
参院徳島・高知は、自民党の参議院議員、高野光二郎氏が秘書に暴行し、けがを負わせて辞職に追い込まれたことで補選が行われる。


10月14日土曜日、雨の中、岸田首相は徳島市に入った。一緒に選挙カーに上がったのは、公明党の山口那津男代表だった。国政選挙において、東京以外の場所で首相と山口代表が同時に演説することは非常に稀な事態だ。


会場となった徳島市の公園を記者が訪れると、金属器探知機でボディーチェックをしないと中に入れないほどの厳戒態勢だった。岸田首相が演説をはじめるやいなや、聴衆から野次が飛んだ。


「増税メガネ! こら、消費税さげんかえ」


この声が岸田首相に届いていたのかはわからないが、岸田首相はこう語った。


「公明党、山口代表とは綿密に打ち合わせてきました。今日は山口代表が赤、私はかぶらないように青。息もぴったりです」


そう自公政権をアピールしたうえ、「西内さんに国で仕事をさせてほしい」と訴えた。


だが、演説を聞いていた自民党の徳島県議は、シラけた様子でこう語る。


「西内氏は徳島県ではなく高知県の県議です。この参議院の選挙区(徳島・高知)は定数2で、もう一人いる議員も自民党の元高知県議です。そもそも補選の原因を作った高野氏も高知県議でした。すべて高知の選挙になっていて、徳島県はさながら植民地ですよ」


自民党徳島県連では、大負けを予測する情勢調査の惨状に接し、《参議院議員補欠選挙 情勢調査について》という文書を配布している。《当初から知名度に勝る相手候補にリードを許している状況》と、負けを認めたような文言が並ぶ。前出の徳島県議も言う。


「もう負けは決まり。午後8時、投票が終わったタイミングで、広田氏に当確がすぐ打たれるかどうかが話題になっている始末です」


長崎4区の絶望の闘い
一方、接戦となっている衆院長崎4区は、北村誠吾・元地方創生相の死去に伴う補選だ。祖父と父が農相を務め、政治家3代目となる金子氏は、「世襲」の大きな看板でもともと優勢だった。だが、前回の衆議院選挙で北村氏に約300票差まで迫る接戦(惜敗率0.3%)で比例復活した無所属の末次氏が猛追している。


北村氏も金子氏の父も宏池会に在籍していた経緯があり、岸田首相も絶対に負けられない。


「自民党というより宏池会の選挙戦になっていますよ。毎日、宏池会の議員の誰かは必ず長崎4区入りしている。


実は、北村氏は亡くなる直前、世襲批判を避けるべく、金子氏ではなく別の県議を後継指名していた。だが、長崎県連は金子氏の出馬を党本部に上申して決まり、しこりが残った。


そのため、本来なら弔い合戦で楽勝となるはずが、北村氏陣営が動いてくれないため、立民候補に追い上げられている」(自民党の長崎県連幹部)


10月15日、岸田首相は金子氏の応援でマイクを握った。SNSでも岸田首相自らが《北村誠吾先生の意思を受け継ぐ【#金子容三】さんを何としてでも押し上げてください。金融の世界で活躍してきた金子さんは即戦力です》と力をこめたが、情勢は悪くなるばかりだという。


「岸田首相は『増税メガネ』と言われて反発を買っている。金子氏もメガネが個性的なのはいいアピールになるはずが、逆に『世襲メガネ』と揶揄され、岸田首相とセットで攻められている。これも無党派層の取り込みにはマイナスだ」(前出の長崎県連幹部)


菅政権の末期と重なる
2連敗となれば、岸田首相の解散総選挙は厳しくなる。


「参院徳島・高知での勝利はもはや無理なので、せめて衆院長崎4区だけは確実に勝ちたい。そのため長崎4区の情勢を毎日チェックしている岸田首相は、自ら地元の支援者に電話までしている。


菅元首相は、あれだけ支持率が高かったのに総裁選の出馬すらできなかったのは、解散総選挙となれば菅氏がトップだと勝てない、顔にならないというのが理由でした。


岸田首相も支持率低下が止まらない状況では、来年秋の自民党総裁選でも『選挙に勝てない』と見られて菅氏と同じ運命をたどることになる。


岸田首相は同じシナリオを恐れており、勝ち目がある長崎4区を必死になっているのです。それが証拠に徳島・高知には直接、電話などまったくしていない」(前出・自民党の大臣経験者)


補選で追い込まれてきて「増税メガネ」がすがるのは「世襲メガネ」のようだ。