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安倍総理の志は死なない!!

奈良知事選敗北で「責任取れ」非難集まる…二階&茂木の責任!

4月9日に投開票された奈良県知事選挙は、日本維新の会の新人・山下真氏が初当選を果たした。維新公認候補の知事の当選は、大阪以外では初めてとなった。
開票結果は以下のとおり。
・山下真 維新・新 26万6404票
・平木省 無所属・新 19万6729票
・荒井正吾 無所属・現 9万7033票
・尾口五三 無所属・新 1万9861票
・西口伸子 無所属・新 1万3034票
・羽多野貴至 無所属・新 6806票
自民党県連が推薦し、立憲民主党県連も支持した元総務官僚の平木氏や、現職の荒井氏ら無所属5人を抑え、圧勝となった形だ。
自民党奈良県連の会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相は、同日夜、平木氏の落選が確実になったことを受け、自身のTwitterでこうコメントした。
《奈良県知事選挙。自民党奈良県連が推薦した平木省さんは、厳しい情勢が伝えられる中でも、最後まで明るく、正々堂々と立派に闘い抜かれました。「チーム平木」として懸命に応援し続けて下さったボランティアの皆様(有給休暇を使い切ってしまった自民党青年局の皆様も)、有難うございました!》
平木氏は、高市氏が総務相時代に大臣秘書官を務めた「側近」。高市氏が擁立を主導した。県連は平木氏の推薦を決めたが、現職の荒井氏を支持する県議らが反発し、党本部も推薦を見送った。そのまま「保守分裂選挙」に突入し、日本維新の会公認の山下氏の勢いを止められなかった。
各候補の得票を見てもわかるとおり、現職の荒井氏が出馬しなければ、平木氏と山下氏は競り合った可能性が高い。
荒井氏は現在78歳で、2007年から知事を務めてきた。5期めの挑戦について賛否が集まっていたが、1月4日、年頭の記者会見で出馬表明した際、こう語っていた。
「年末から年始にかけて気持ちの波があったのは確か。年末に東京で旧知の先生とも話し、100%自分の意思で決めた」
「『旧知の先生』が誰かはわかりませんが、朝日新聞は、自民党の二階俊博元幹事長を年末に訪問したと報じています。運輸省のキャリア官僚だった荒井氏は、2001年、海上保安庁長官から参院議員になりました。同時期に運輸大臣だった二階氏とは出身県も近く、いまも親密なのは、よく知られた話です。
また、自民党の森山裕選対委員長は二階氏に近いため、茂木敏充幹事長も沈黙を守ったまま、分裂選挙に突入してしまったと言われています」(週刊誌記者)
作家でジャーナリストの門田隆将氏は、同日、自身のTwitterにこう連続で書きこんだ。
《わざわざ5選目指す78歳現職を立候補させて自民党を分裂させ、維新に“漁夫の利”を得させた二階俊博前幹事長と茂木敏充現幹事長の責任はどうなるのだろうか。これで“何もなし”なら自民は終わり。聞いていますか?岸田総裁》
《森山裕自民選対委員長が保守分裂選挙に「最初の候補者調整で反省しなければならない事もある。調整に微力を尽くしてきたが、結果としてなされなかった」と。絶句。二階前幹事長&茂木現幹事長と計らい、奈良の分裂選挙を“創り上げた”のは正に貴方。寝ぼけた言い方は大概にせよ》
SNSではほかにも、二階氏、茂木氏の責任を問う声が多くあがった。
《現職が出なければ平木さん当選してましたよ この責任は二階氏と茂木幹事長!そして岸田総理にあります。高市さんのせいではない!!》
《晩節を汚しまくった荒井さん。結局奈良県のためより自身のプライドを優先したんですね。責任は当然、二階、茂木、荒井にあって、絶対高市さんにはない。平木さんに勝って欲しかった》
《奈良の知事選で自民が分裂した責任は、二階さんと茂木さんが、高市大臣潰しの為に、わざと候補者が2人になるように仕向けたからですね。平木候補者が当選出来なくする為にね。当然、二階さんと茂木さんは、選挙に負けた責任をとるべきですね》