第１１管区海上保安本部（那覇市）によると、１３日午前２時１７分頃から同２３分頃にかけて、中国海警局の船２隻が沖縄県石垣市の尖閣諸島・大正島の領海に相次いで侵入した。うち１隻は砲のようなものを搭載しているという。
　２隻は日本漁船（９・７トン、乗員４人）に続いて領海内に侵入。漁船に接近する動きを見せており、海保の巡視船が間に入るなどして漁船の安全を確保している。中国海警局の船の領海への侵入は４月３日以来。