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安倍総理の志は死なない!!

豪首相、レーザー照射で中国に抗議 「威嚇以外の何ものでもない」

【シンガポール=森浩】オーストラリア北部沖合のアラフラ海上空を飛行していた哨戒機が海上の中国軍艦艇からレーザー照射を受けた問題で、豪州のモリソン首相は20日、記者団に「起こってはならない無責任な行為だ。威嚇以外の何ものでもない」と述べ、中国に抗議した。
豪州国防省によると、照射があったのは17日で、中国の艦艇は2隻で東に向かって航行していた。豪州の排他的経済水域(EEZ)内だったとみられている。
航空機へのレーザー照射はパイロットの視界に影響を与える可能性があり、危険な行為とされている。哨戒機には10人が搭乗しており、モリソン氏は「なぜあのような危険な行為をするのか、中国は豪州だけでなく全世界に向けて説明するべきだ」と指摘した。
豪中関係は新型コロナウイルスの発生源をめぐって、モリソン政権が国際的検証を訴えたことで急速に悪化した。豪州では5月末までに総選挙が予定されているが、対中政策は争点の一つとして浮上している。モリソン氏はレーザー照射をめぐって「政府は融和的な道を歩まない」とも付け加え、中国に強い姿勢を示すことをアピールした