Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

【要拡散!】「財務省」が掲載していた決定的な資料

From 三橋貴明 @ブログ


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インベストイン岸田という亡国
全てを民間に丸投げする岸田内閣
[三橋TV第548回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/m7pxvLFR7GU


ある方から、「財務省」に掲載されていた、
決定的な資料をご紹介頂きましたので、
共有させて頂きます。


 これは、かなり「決定的」なので、
是非ともご活用ください。


 財務省の「国の債務管理の在り方に関する懇談会
第36回」で配布された資料(4-2)です。


 タイトルは、
【諸外国の債務管理政策等について
平成27年4月17日】です。


http://mtdata.jp/data_79.html#saimukanri


 あまりにも凄いので、
念のためデータベースにも保存しておきましたが、
元データはこちら。
 お分かりですね。


◆国債の償還 
 (償還ルール)
日本:財政赤字でも償還
(一般会計からの繰入により
60年かけて公債(建設、特例)を償還
(60年償還ルール))
アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア
:財政黒字になれば償還(明示的なルールなし)
 (借換財源)


日本:「借換債」の発行、
一般会計からの償還費の繰り入れにより調達
アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア
:国債発行により調達


 つまりは、日本以外の主要国には、
国債償還ルールが無いのです。


何しろ、政府とは基本的に財政赤字で、
国債発行残高は増えていくもので、
「国債償還」などとすると
(財政黒字の場合を除き)
国民が貧困化するためです。


 ちなみに、財政黒字になった場合、
政府としては最も手軽な使い道が
「国債償還」になります。
政府支出や減税は法律を通さなければならず、
時間がかかるため、
とりあえず国債償還に使ってしまうのです。
(後で「財源」が必要になったら、
また国債を発行すれば済む話なので)


 アメリカはクリントン政権の時に、
財政黒字になり、国債を償還しました。
結果、グリーンスパンFRB議長(当時)が、
「このままでは金融政策が
不可能になるのでは・・・」と、
懸念を抱いていたのを記憶しています。


当たり前の話として
「国債を償還しない」を貫いている主要国。


 それに対し、日本は「財政赤字でも償還」。
これが、日本がデフレから脱却できず、
先進国から凋落することになった
「最大の原因」なのです。


 また、借り換え財源については、
日本以外の国は当たり前の話として国債発行。
つまりは、借換債の発行。永遠に借り換え。


 日本は借換債も発行していますが、
一般会計からの繰り入れでも調達。
一般会計から「償還費」が
繰り入れられてしまうと、その分、
国民への支出(≒需要)が減ることになります。


「国の借金は税金で
返さなければならないんだ!」と、
主張する連中は未だに少なくありませんが、


「日本以外の主要国は、
どこもそんなことをやっていないんだよ!」
 というのが真相です。


 なぜ、主要国が国債の償還を
(基本的に)しないのかといえば、
そんなことをする必要が無いからです。


 というよりも、財政赤字であるにもかかわらず、
○○ルールとやらを定め、
強引に国債を召喚してしまうと、その分、
国民に貨幣が供給されない。
結果、国民は困窮することになる。


 つまりは、日本政府、あるいは財務省は、
「日本国民」のために
存在しているわけではないのです。


 しかも、日本人が大好きな
「グローバルスタンダード」から、
大きく、それはもう、
とてつもなく大きく外れている。


 恐らくというか、確実に、
上記の「財務省の資料」を、
ほとんどの政治家は知らないでしょう。
皆様、是非とも拡散にご協力くださいませ。


 特に、Twitterなどで浅い財政知識で
「国の借金は~」とかやっている国会議員たちに、
上記の資料を叩きつけてください。


 財政赤字であっても、
国債を償還しようとする日本は狂っており、
その狂いこそが我が国凋落の理由である
という「事実」を突き付けてください。


 そして、心ある積極財政派の
国会議員の皆さん(与野党問わない)、
この「異常性」を是非とも国会で追及し、
是正のために動いてください。