Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

プロパガンダに騙されないためには?

From 三橋貴明


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【今週のNewsピックアップ】
公共事業予算繰り越しの真実
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12754638973.html
放射線被曝を原因とする健康被害は認められない
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12754815002.html



日本人は、本当にプロパガンダに
耐性がないというか、弱いという印象です。



例えば、公共事業削減の際には、
「鹿しか通らない高速道路を作った。
公共事業はムダだ!」と、
「木を見せ森を見せないプロパガンダ」に
煽られ、公共事業を批判し、削減していった。



そもそも、「鹿しか通らない高速道路」など
実在しないでしょうし、実在したとして、
それを理由に「公共事業全般」を
否定するのは愚かなことです。



最近では、公共事業の予算が翌年に
繰り越しになっている事実「のみ」を捕らえ、
公共事業予算全体を縮小しようとする。



ちなみに、公共事業予算が数兆円単位で
翌年に繰り越しになっているのは、
年度後半に補正予算で公共事業費を
積み増しているためです。



年度後半に予算が通った公共事業が、
3月末までに消化できるはずがない。
当然、翌年に繰り越されます。



もっとも、その手の流れが分からない人は、
「公共事業費4兆円翌年に繰り越し」という
事実のみをクローズアップさせる、



「予算を組んでも消化しきれていない。
公共事業はムダだ!」という
プロパガンダに騙される。



あるいは、恐怖プロパガンダ。
英語で言えば、フィア・アピール。



情報の受け手の「恐怖」に訴えることで、
自らの政治的目的を達成しようとする。
典型が、反原発です。



2011年3月11日の東日本大震災、
福島第一原発事故以降、
原発や放射能に対する恐怖が
煽りに煽られました。



AERAは「2011年3月28日号」で
『放射能がくる』と衝撃的な見出しの
雑誌を刊行、国民の無知に付け込み、
恐怖を煽った。



ちなみに、放射能は「能力」なので、
「くる」ことはできません。
「くる」可能性があるのは、放射線です。



それはともかく、
当時の反原発勢力のプロパガンダで
最も腹が立ったのは、
彼らが福島県民の方々の「健康被害」を
望むような発言を繰り返したことです。



「今に、福島にガンが蔓延する」
系の主張(というか、妄想)が、
次から次へと登場し、無責任に拡散された。
貴方たちは、同じ国民の不幸を願うのか。
心底、人間の屑だな、と、思いました。



あれから十年以上が過ぎ去り、
「原子放射線の影響に関する
国連科学委員会」が、
「放射線 被曝ひばく を
原因とする健康被害は認められない」
という調査結果を発表しました。
実際に「ない」わけですから、当然でしょう。



だからと言って、当時、無責任に
「放射能への恐怖」を煽りまくった連中は、
何の責任も取らない。



この手のプロパガンダに騙されない、
煽られないためには、
どうしたらいいのでしょうか。



とりあえず、
プロパガンダの「手法」を学ぶことです。



今回取り上げた、公共事業予算、
原発事故後の健康被害問題の二つを採るだけで、
「自分の頭で考えず、
マスコミ情報に踊らされ、
煽られ、動かされる」ことが、
いかに危険か、分かるはずです。



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