Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

日本の「戦後」が間もなく終わる

From 三橋貴明


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【今週のNewsピックアップ】
ロシアの「部分的な動員令」と核の恫喝
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12765693581.html



防衛力抑制に向けた有識者会議
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12765920725.html



ハリコフ(ハルキウ)を奪還されたロシアは、
次なる手に打って出ました。



ウクライナ東部と南部のロシア軍占領地域で、
「ロシアへの編入」を問う
住民投票が始まっています。



もちろん、不正投票が行われ、
「ロシアへの併合」が決まるわけですが、
プーチン大統領としては、
占領地域を「ロシア領」とした上で、
攻勢を強めるウクライナに対し、
「ロシアの領土を侵略している」と、
総動員に近い形に踏み込みたいのでしょう。



プーチン大統領は9月21日、
「部分的な動員令」の発動を宣言。



1917年、サラエボ事件
(オーストリア=ハンガリー帝国の
フランツ・フェルディナント大公が
暗殺された事件)を切っ掛けに、
オーストリア=ハンガリー帝国と
セルビアの対立が激化。



セルビアを支援するロシア帝国が
「動員」をかけ、
世界は第一次世界大戦に突入します。



1941年、バルバロッサ作戦発動。
ドイツ国防軍がソ連になだれ込み、
劣勢に陥ったスターリンは
予備役の「動員」を開始。
地獄の独ソ戦が始まったのです。



まさか、二十一世紀にもなり、
またもや「ロシアが動員」という
ニュースを読むことになるとは、
思ってもみなかった。



ロシアの「部分的動員」は、
とりあえずは30万人とのことですが、 
ロシアの独立系メディア、
「ノーバヤ・ガゼータ・欧州」は、
9月22日、プーチン大統領が署名した
「部分動員令」には、
国防省に100万人の招集を認める
機密の項目があると報じました。



ロシアのプーチン大統領は、
ウクライナ問題について
「次の世代」に委ねるのではなく、
「自分が決着をつける」と決断したようです。



プーチン大統領は
「部分的動員」の演説において、
「ロシアの領土の一体性への
脅威が生じた場合、
国家と国民を守るために、
あらゆる手段を行使する。
これは、脅しではない。
核兵器でわれわれを脅迫するものは、
風向きが逆になる可能性が
あることを知るべきだ」
と、語っています。
明らかに、核による恫喝です。



ロシアのやり方を、
習近平をはじめとする中国共産党が、
じっと見ています。



これは推測ですが、
習近平はプーチンに戦術核を
使って欲しいのだと思います。
理由は、お分かりですよね。



ロシア・ウクライナ戦争、
そして来るべき台湾戦争。



日本が繁栄、衰退、
どちらの方向に向かうのかは分かりませんが、
とりあえず「日本の戦後」が
間もなく完全に終わりを迎えるのは
確かだと確信しています。