Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

【再掲】中国で“謎の肺炎”発生 新型コロナウイルスか

2020/01/09 21:05


© FNN.jpプライムオンライン
例年よりも早く、インフルエンザが猛威を振るっている日本に、気になるニュースが飛び込んできた。
9日、韓国のMBCテレビは、原因不明の肺炎が発生している中国の武漢市を訪問した30代の女性が、韓国で肺炎と診断され、隔離のうえ治療を受けていると報道。
女性の体調は良好とのことだが、もし、原因不明の肺炎と確認されれば、中国以外で初めてのケースとなる。
武漢市では、1月5日の時点で59人の患者が確認され、そのうち7人が重症。
武漢市の海鮮市場と関連している症例が多いという。
中国国営テレビは9日、この原因不明の肺炎について、専門家のグループが「新型のコロナウイルス」によるものとみていることを伝えた。
同じコロナウイルスを原因とする「SARS」や中東呼吸器症候群「MERS」とは異なるものだとしている。
「SARS」は、2002年に中国で発生した感染症で、世界的に拡大し、8,000人以上が感染。
774人が死亡したとされている。
日本でも、台湾から観光で訪れた医師が感染していたことがわかり、大きな騒動に。
マスクをつける人が増えたのも、この時からだった。
果たして、今回の原因不明の肺炎が日本に上陸する可能性はあるのか。
すでに、水際での警戒が本格化しつつあった。
7日、千葉県の成田空港に貼られたのは、中国・武漢市から帰国した人などに、原因不明の肺炎への注意を呼びかけるポスター。
厚労省は、せきや発熱などの症状がある場合はマスクを着用し、医療機関を受診して渡航歴を申告するよう呼びかけている。
中国では、今回の原因不明の肺炎で死亡した人は、これまでにいないとされていて、原因とされている海鮮市場については、すでに閉鎖されている。
「SARS」や「MERS」が流行したときには、経済に影響が出るなど大きな騒動となった。
原因不明の肺炎が、日本に上陸しないか心配。
気になるのは、今のところ人から人への感染は確認されていないと中国側は言っているが、ウイルスっていうのは突然変異をすると、そうともいっていられないところもある。
中国は、これから旧正月を迎えるため、億単位の人が動き出すとなると、これは日本の防疫体制しっかりやらないと、武漢市以外のところから移動してくる人が持ち込まないとも限らない。
どのルートで入ってくるかわからないため、日本も水際対策を強化する必要がある。