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中国気球、20年宮城飛行か=「完全に同型」―台湾当局者

 【台北時事】米国が撃墜した中国の偵察気球を巡り、台湾中央気象局(日本の気象庁に相当)トップの鄭明典局長は6日、宮城県上空で2020年に目撃された物体と「完全に同型だ」との見方を明らかにした。写真で確認した外観や、メディアが報じた大きさに基づいて分析した。中国の偵察気球が過去に日本上空を飛行していた可能性がある。

仙台市上空を浮遊する物体=2020年6月、仙台市青葉区© 時事通信 提供

2021年に台北市上空で撮影された気球(鄭明典氏のフェイスブックより・時事)© 時事通信 提供
 鄭氏は時事通信の取材に応じた。通常の気象観測用気球は直径約2メートルだが、宮城県上空で目撃された物体や米国で撃墜された気球の直径は20メートル以上とみられ、「観測用ではない」と指摘した。
 鄭氏によると、台湾でも21年と22年に同様の気球が確認されている。高い高度を飛行していたが、肉眼で見えるほど大きいものだったため観測用ではないと判断した。
 宮城県では20年6月、仙台市などの上空を白い物体が浮遊しているのが目撃され話題になった。宮城県警がヘリコプターを飛ばすなどして確認したが正体は明らかにならなかった。