Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

間に合うかどうかが問題だ

【今週のNewsピックアップ】


貨幣観の間違いがインフラ整備を妨害する
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12788063005.html
国会は「財源議論」をやめろ!財源はいずれにせよ「国債」だ
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12788540826.html



三橋は言論活動を始めた当初から、
「国の借金とやらは、政府の負債であり、
国民の借金ではない」
「国債は増え続けるもので、
国債金利もインフレ率も低迷している以上、
日本に財政破綻問題はない」



「日銀が国債を買い取ったところで、
デフレの国でハイパーインフレ
(インフレ率13000%)など起きない」
等々、反・財政破綻論、
反・緊縮財政の主張を続けてきました。



その後、フェリックス・マーティンの
「21世紀の貨幣論」や、MMTの影響で、
「貨幣の本質」
について語り始めたわけですが、
まさか日本国が「貨幣観の間違い」により、
ここまで亡国の路線を突き進むとは
思ってもみませんでした。



といいますか、貨幣観の間違いが
ここまで引っ張られるとは・・・。
国債を発行し、政府が支出すると、
国民の銀行預金が増える。
2020年の特別定額給付金で、
全ての国民が「体験」したはずです。



政府は国債発行で国民の預金を増やし、
徴税で国民の預金を減らす。
ただ、それだけのことです。



無論、政府支出(国債発行)が
需要を過剰に増やし、
インフレ率が国民生活を脅かすほどに
上昇したならば話は別です。
とはいえ、そうでないならば、
政府は国債を発行し、
国民を救わなければならない。



ちなみに、
現在のコストプッシュ型インフレは
「輸入物価上昇」が原因であり、
政府の国債発行や支出のせいではありません。



というよりも、
輸入物価上昇により外国が
「得」をしている以上、
政府は減税や支出拡大で「損」をし、
国民を救わなければならない。



コストプッシュ型インフレへの対処も、
財政政策(国債発行+政府支出+減税)
以外には有り得ないのです。



それにもかかわらず、
政府は相変わらず
緊縮路線を改めようとしない。



結果、防衛力の強化やインフラ整備が滞り、
亡国路線が続いている。
国民の実質賃金、
可処分所得の低下も停まらない。



結局のところ、「正しい貨幣観」が
国民に広まらなければ、
事態は改善しないのかも知れません。



最終的に、貨幣観は
正されると確信していますが、
問題は「間に合うかどうか」
なのでございますよ。