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安倍総理の志は死なない!!

「戦後日本」の終わり

From 三橋貴明 @ブログ


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間もなく、「戦後日本」は
終わることになるでしょう。



戦後とは「戦争が終わった後」
という意味ですから、
次なる戦争が始まれば自動的に終わります。



ロシアがウクライナの占領地域を「併合」し、
ウクライナ軍の攻撃に対し
「ロシア領への侵略」と叫び、
戦術核兵器の使用に踏み切る。



習近平は、プーチンに
核を使ってもらいたがっている。
理由は「相対化」が可能になるためです。



「いや、核はダメだとか言われても、
アメリカもロシアも使ったではないか」
と、核攻撃を正当化するわけですね。



同時に、プーチンが戦術核を使用することで、
「核による脅し」の効果が圧倒的に高まります。



プーチンが戦術核を使った場合、
「核による脅し」のパワーが高まると同時に、
中国も核兵器を使いやすくなる。



さらに、プーチンが核を使わないまま、
占領地域の「ロシア領化」を完了させた場合、
またもや「同じ手」が使われることになります。



今回、ウクライナの占領地域で
「ロシアへの編入の是非を問う住民投票」が
行われたのは、過去にクリミアで
「成功」したためです。



ロシアが「核兵器の使用
(もしくは核兵器による脅し)」と
「住民投票」で現状変更に成功した場合、
中国は確実に「参考」にします。



ところで、台湾戦争が起きた際に、
アメリカ軍が参戦すると、
中国側は「軍事上の常識」として
日本の在日米軍基地をミサイル攻撃してきます。



その場合、日本は
憲法に何が書かれていようとも
「個別的自衛権」の発動、
つまりは「参戦」ということになります。



もっとも、日本が個別的自衛権を
発動するか否かは、
政治家が判断しなければなりません。



発動した場合、戦争、というわけで、
戦後が終わります。



逆に、発動させなかった場合、
これは主権を行使しなかったという話になり、
「日本」が国家として終わります。



というわけで「戦後日本」は、
間もなく終わります。



戦後が終わるのか、
日本が終わるのかは分かりませんが。