Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

ウクライナ戦争を見る際絶対必要な視点とは?

全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!


北野です。



先日、実に光栄でうれしいことがありました。


元陸将の渡部 悦和先生が、拙著


◆「黒化する世界」
詳細は↓
https://amzn.to/3AWOtJj


をご自身のフェイスブックで紹介してくださったのです。


以下、先生から許可を得て、転載させていただきます。



<[2冊の秀逸な本を推薦します]


育鵬社から北野幸伯さんの「黒化する世界」と平井宏治さ
んの「経済安全保障のジレンマ」をいただきました。


2冊とも自信を持ってお薦めできる良書です。



1 北野幸伯さんの「黒化する世界」


「黒化する世界」は20年以上ロシアで学び生活してきた
北野さんの深い洞察に満ちた著作です。


その冷徹な分析は、読むに値します。


北野さんの論旨は以下の通りです。


・世界は黒化している,黒化とは独裁化のこと。黒化した
国家の典型例は習近平独裁下の中華人民共和国。


・ロシアは独裁者プーチンの下で黒化してきたが、ウク
ライナ侵攻によって「真っ黒」になった。


・黒化の脅威は日本のすぐそばまで来ている。


・プーチンは露宇戦争を始めたが、戦略的敗北は不可避。


・ロシアの経済は経済制裁によりボロボロになり、ロシ
アは自業自得の負け組になる。


・白化(民主主義)陣営(日米欧州など)と黒化陣営の戦いは
白化陣営が勝利する。


・日本は民主主義陣営に留まった。安倍総理、岸田総理
は正しい選択をした。



2 平井宏治さんの「経済安全保障のジレンマ」


平井さんは外国企業の日本企業に対するM&Aに従事して
いる経済安全保障の専門家です。


本書の目的は「中国による超限戦の実態を過去の事例な
どを通じて明らかにすること」です。


平井さんは、M&Aの実務を通じて、中国が日本の技術を
いかに盗み、それを軍事利用しているかを赤裸々に書い
ています。


是非読んでみてください。


なお、平井さんは渡部の本や論考を読んでくれていて、
本書でも渡部の主張を引用してくれています。


渡部にとって北野さんも平井さんも戦友だと思っています。


共通の目的は独裁国家から日本を防衛することです。>


【転載ここまで▲】



特に最後の部分、



<渡部にとって北野さんも平井さんも戦友だと思っていま
す。
共通の目的は独裁国家から日本を防衛することです。>



の部分は、とても感動しました。




▼「平和ボケ」の日本




今回の戦争がはじまった時、「日本の平和ボケは深刻だ」
と感じました。


日本には、ウクライナに「早く降伏しろ!」と勧める人が
たくさんいたからです。


「ロシアに支配されることになっても、命が大事だ」と。


しかし、今となっては、「降伏しなくてよかったよね」と
いうことでしょう。



ロシア軍は当初、首都キーウを目指した。


ウクライナが降伏せず戦うことを選んだので、ロシア軍を
東部と南部に撤退させることができました。


ハリコフ州で大敗を喫したプーチン。


苦し紛れに、ルガンスク州、ドネツク州、ザポリージャ州、
ヘルソン州を併合した。


しかし、ウクライナ軍の攻勢は止まらず、4州のみならず、
2014年に失ったクリミアすら奪還できる可能性がでてきて
います。



日本の「降伏論者」のいうことを素直に聞いていれば、


首都キーウが陥落。


ウクライナ全土が、ロシアに支配されることになったかも
しれません。



そして、「降伏論者」は、ロシアの本当の怖さを知らない
のでしょう。


ロシアの国営メディア「RIAノーボスチ」4月3日に


「ロシアはウクライナに何をすべきか」


という驚愕の記事が掲載されています。


そこには、


・ロシアは、ウクライナを「非ナチ化」しなければならな
い。


・ウクライナ国民の大部分も、受動的なナチス、ナチスの
共犯者であり、有罪である。


・ロシアは、「イデオロギー的弾圧」と「厳格な検閲」に
よる「再教育」で、ウクライナの「非ナチ化」を実現しな
ければならない。


・ロシアは、ウクライナの「非ナチ化」プロセスを、最低
1世代(30年)つづけなければならない。


・「非ナチ化」プロセスがつづいている間、ウクライナに
主権を与えてはならない。


と書かれています。


詳しく知りたい方は、こちらの記事をご一読ください。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/94223



「降伏論者」は、中国が攻めてきたら、きっと「日本政府
は人命を守るために早く降伏しろ!」というのでしょう。


そして、私たちは、中国の「1少数民族」に転落する。


皇室はなくなり、日本語を話すことは禁止され、神社、お
寺は破壊される。


日本人女性は、不妊手術を強制され、ウイグルで行われて
いるようなジェノサイドが起こる。


これ、「大げさだな~」と思う方は、ニューズウィークの
こちらの記事をご一読ください。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/post-93907.php


ウクライナ侵攻が起こり、何がわかったか。


「巷で話されていることは、解決策にならない」


ということです。




▼日本の教訓




日本にとってのウクライナ侵攻とは何でしょうか?


「西と東がリンクしている」ということです。


プーチンがウクライナに侵攻した。


もし西側が武器を提供せず、制裁もしなければ、ウクライ
ナはもう負けていたでしょう。



習近平はプーチンの勝利を見て考えたはずです。


「欧米は怖くない。台湾に侵攻しても、大した制裁はされ
ない」。


そして、安心して台湾侵攻に踏み切ったはずです。


しかし、欧米は、


・ウクライナに際限なく武器を送っている


・ロシアに地獄の制裁を科した


これで、プーチンは、短期間で勝利することができません
でした。


習近平は、「俺が台湾侵攻を決断すると、こういうことに
なるのか。やらなくてよかった・・・・」と思っているこ
とでしょう。



いずれにしても今回の事態に関しては、


「全然違う視点からの見方」が必要です。


どんな視点?


【 軍事の視点 】です。


結局、ウクライナ侵攻を見た私たちが議論すべきなのは、


「どうすれば日本を守ることができるのか?」


です。


「攻められたら降伏すればいいじゃん」


それだと、日本が消滅します。


最良なのは、


「日本は十分強いので、攻撃できないな」


と思わせることです。


それでも攻撃されたら、勝利できる実力をつけておくこと
です。


でもどうやって????????????????


一般の評論家は、答えをくれません。


しかし、ここに一冊の本があります。



●「ロシア・ウクライナ戦争と日本の防衛」


詳細は↓
https://amzn.to/3CKYJ8D



この本は、他の本と何が違うのでしょうか?


3人の著者の経歴です。


まず、フェイスブックで黒化する世界を紹介してく
ださった、


渡部悦和先生
1955年愛媛県生まれ。元陸将。1978年東京大学卒。
陸上自衛隊入隊後、外務省出向、ドイツ連邦軍指揮
幕僚大学留学等を経て、東部方面総監。2013年退職。
著書に『米中戦争』(講談社現代新書)等。


井上武先生。
1954年徳島県生まれ。元陸将。1978年防衛大学校卒
(22期)。陸上自衛隊入隊後、ドイツ連邦軍指揮幕僚大
学留学、ドイツ防衛駐在官、陸上自衛隊富士学校長
等を経て、2013年退職。陸上自衛隊最新兵器につい
て『月刊JADI』(日本防衛装備工業会)等の雑誌に数多
く投稿。


佐々木孝博先生
1962年東京都生まれ。元海将補。1986年防衛大学校
卒(30期)、博士(学術)。海上自衛隊入隊後、オースト
ラリア海軍大学留学、在ロシア防衛駐在官等を経て、
下関基地隊司令。2018年退職。著書に『近未来戦の
核心 サイバー戦』(育鵬社)等。



世界を恐怖させているロシアによるウクライナ侵攻。


日本は、この戦争からどんな教訓を得て、どう進んでいけ
ばいいのでしょうか?


「中国に攻められたら降伏すればいいじゃん」


では、全然解決策になっていません。


今必要なのは、「軍事の視点」です。


この本を読めば、「軍事の視点」からウクライナ侵攻を見
ることができるようになります。


そして、軍事の視点から、日本の未来を考えることもでき
るでしょう。


ロシアのウクライナ侵攻は、「現代の黒船来航」です。


目を覚まし、リアリズムに基づいて日本の未来を考えはじ
めましょう。


その第一歩は、この本を読むことです。


●「ロシア・ウクライナ戦争と日本の防衛」


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