Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

トランプ氏 “次期大統領”出馬表明…演説で日本にも言及「安倍氏は素晴らしい友人」

■トランプ氏 出馬表明で“ド派手演出”
 場内アナウンス:「アメリカの次期大統領とファーストレディーの登場です」
 「次期大統領」というアナウンスとともに姿を見せたのは、トランプ前大統領とメラニア夫人です。
 トランプ氏が口にしたのは、2年後に行われる大統領選への出馬表明です。
 トランプ前大統領:「アメリカを再び偉大で輝かしい国にするため、今夜、大統領選への立候補を表明する」
 長い戦いの最初の一歩。その舞台としてトランプ氏が選んだのが、フロリダ州にある邸宅「マー・ア・ラゴ」です。
 会場となったボールルームの天井には、豪華なシャンデリアがズラリ。さらに入場の際には、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌「民衆の歌」が歌われました。
 この歌は、作品の中では、政府に不満を抱く若者らが、決起を呼び掛けるシーンで大合唱されるものです。今の自分の姿と重ね合わせたのでしょうか。
■日本に言及「安倍氏は素晴らしい友人」
 そして、演説では大統領在任中の成果を強調したうえで、現在のバイデン政権を痛烈に批判しました。
 トランプ前大統領:「私が大統領だったら、ウクライナ侵攻は決して起こらなかっただろう。我々の大統領は、世界の会議で居眠りしている。この2年間で、バイデン政権はアメリカ経済を壊した。ただの破壊だ。我々が勝利し、史上最高の経済を再び築く」
 変わらぬ“トランプ節”に、会場は大盛り上がり。さらに演説では、こんな“皮肉”も述べました。
 トランプ氏:「私が推薦した候補者の中間選挙の結果は232勝で、負けは22だけだった。メディアは報じないが、皆、気付き始めているはずだ。中間選挙では勝率98.6%だったのに、私が責められるんだ」
 そして、演説中盤では、7月に亡くなった安倍元総理のことを語る場面もありました。
 トランプ氏:「日本とは悪条件の貿易協定を見直さねばならなかった。交渉相手だった安倍元総理は、実に優秀で、非常に惜しい人物だった。彼は私の素晴らしい友人で、日本を心から愛していたよ」