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尖閣、台湾めぐって暴言 日中外相電話会談で中国・秦外相「歴史や台湾の問題で言動を慎め」 言語道断「林氏は即座に言い返さねば」石平氏

林芳正外相は2日、中国の秦剛外相と電話会談した。秦氏が昨年末に外相に就任して以降、初の会談となった。両者は、建設的かつ安定的な関係構築のため連携することで一致したが、沖縄県・尖閣諸島や、歴史、台湾、東京電力福島第1原発の「処理水」の海洋放出などをめぐっては、秦氏から看過できない暴言が飛び出した。
林氏「『建設的かつ安定的な関係』の構築という大きな方向性の実現のため連携していきたい」(連携できる相手か?!)
秦氏「中国と日本は一衣帯水の隣国だ。新しい時代に合う関係を築くことに共に力を尽くしたい」
両外相は初会談で、こう発言したという。日中の外務省がそれぞれ発表した。双方が関係改善に意欲を示したといえそうだが、中国はこれで終わらない。
秦氏は、尖閣諸島について、日本側に「右翼勢力の挑発を制止する」ことを要求してきた。さらに、「歴史や台湾の問題で言動を慎む」よう求めた。福島第1原発の放射性物質トリチウムを含む「処理水」の海洋放出についても、「日本側が排出を一方的に決めたことに、中国と国際社会は重大な関心を寄せている」などと語ったという。
尖閣諸島は、歴史的にも国際法上も日本固有の領土である。自由主義国では「言論の自由」が保障されており、歴史や台湾について自由な言論が認められている。
「処理水」の海洋放出計画についても、国際原子力機関(IAEA)は「国際的な安全基準に沿って適切に行われている」と評価している。
林氏も、中国の軍事的活動の活発化や、香港や新疆ウイグル自治区などの問題にも言及したようだが、秦氏の発言は「事実上の内政干渉」「大きなお世話」というしかない。
評論家の石平氏は「秦氏の発言は、日本の主権に対する言語道断の暴言といえる。林氏は即座に『指図を受けるつもりはない』と言い返さなければならない。そもそも、中国海警局船が1月30日、尖閣周辺で領海侵入した。このタイミングで日本が会談に応じたこと自体があり得ない。これでは対外的に『日本側が領海侵入を認めた』ように受け取られる。こんなときに『建設的な関係』を呼び掛けるとは弱腰外交だ」と語っている。