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ヘリ搭載型巡視船「ゆみはり」進水式 尖閣周辺の警備に対応

 海上保安庁のヘリコプター搭載型巡視船「ゆみはり」の命名・進水式が21日、山口県下関市彦島江の浦町の三菱重工業下関造船所で開かれた。

進水した「ゆみはり」=山口県下関市彦島江の浦町の三菱重工業下関造船所で2023年2月21日午前10時36分、部坂有香撮影© 毎日新聞 提供
 ゆみはりは、尖閣諸島(沖縄県)周辺の領海警備や海上犯罪の取り締まり、海難救助などに対応するため、建造された。海保が保有する巡視船では最大級で全長約140メートル、幅約16・5メートル、総トン数は約6000トンで、建造費は約173億円。ヘリ2機を搭載できる格納庫や20ミリと40ミリの各機関砲、遠隔放水銃などを装備する。
 海保や建造を担当した三菱重工グループの三菱造船の関係者ら約25人が出席した式で、海上保安庁の矢頭康彦・装備技術部長が船名を発表し、支綱(しこう)を切断すると船体は静かに海へと滑り出した。
 今後、艤装(ぎそう)工事などを経て2023年度中の引き渡しを予定しており、配属先は未定。式後、報道各社の取材に応じた矢頭部長は「就役後は、国民の皆様の安全、安心に寄与するものと確信しております」と話した。【部坂有香】