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安倍総理の志は死なない!!

外国人摘発、ベトナムが最多3400人…9年前の3倍

昨年警察に摘発された来日外国人9548人のうち、ベトナム国籍が最多の3432人に上ったことが警察庁のまとめでわかった。本国のブローカーに多額の金を払って来日し、金に困って犯罪に手を染めるケースが目立つことから、警察庁はベトナムの治安当局とブローカー対策などについて協議している。
 警察庁によると、昨年の来日外国人の摘発は1万4662件で、前年比1231件減少。摘発人数も同1129人減だった。国籍別ではベトナムが最多の3432人で、次いで中国が2006人だった。
 9年前の2013年は、来日外国人全体の摘発人数が9884人で、うちベトナム人は1118人だった。全体の摘発人数が減る中、ベトナム人の摘発は約3倍に増えていた。
 背景には、技能実習制度などで来日する人の増加がある。13年末の在留ベトナム人は7万2256人だったが、21年末には43万2934人に増加。技能実習での在留は昨年6月末時点で約18万人に上った。一部の実習生は本国で借金をしてブローカーに払う金を調達しているという。来日後に金に困り、犯罪グループの指示を受けて転売目的で盗みなどを繰り返すベトナム人が目立っている。昨年摘発されたベトナム人の刑法犯のうち53・8%が万引きだった。