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中国人「やらかした」―食べるためにセミ乱獲、日本の公園「捕らないで」と中国語で表示

香港メディアの香港01は、中国人(大陸人)一家が日本の公園で食用にするためにセミを「爆捕り」したことが日本人の反感を買っていると紹介した。© Record China
香港メディアの香港01は11日付で、中国人(大陸人)一家が日本の公園で食用にするためにセミを「爆捕り」したことが日本人の反感を買っていると紹介した。
山東省出身と名乗る女性が子供を含む家族とともに日本の公園でセミの幼虫を捕まえる様子を紹介する動画がネットに投稿された。周囲は暗く、深夜から未明にかけて、羽化のために土の中からでて木の幹をよじ登るセミの習性を熟知していると思われる。動画からは、一家が少なくとも20分間はセミ捕りを続けたことが分かる。
女性は、セミは「炒(チャオ、高温で一気に炒める)」すると、風味がとてもよいと紹介した。捕まえたセミの幼虫はペットボトルに入れた。動画の終盤部分では、セミを詰め込んだ何本ものペットボトルを示して、嬉しさと驚きが入り混じった表情で「日本に来て、どこにでもセミがいっぱいいると知った時の気持ちときたら……」などと話した。
日本と違って中国にはセミを食べる習慣があり、特に江蘇省と山東省では今でもセミの幼虫を酒のつまみにしたりする。セミは栄養価が非常に高いことから、「唐僧肉(タンセンロウ、三蔵法師・玄奘の肉)」と呼ばれることがある。
中国人が日本でセミを捕まえて食べることが問題になったのは、今回が初めてではない。埼玉県の公園では数年前、「公園内でセミの幼虫などを捕まえて食べないでください」などと表示された。どの国の人がセミを捕まえて食べているかは明記せず、日本語のほかに英語や中国語(簡体字)で表記した。
日本の多くのネットユーザーが、この山東省出身者の行為に反感を示した。セミを食べるという行為そのものだけでなく、中国人が日本のルールや習慣を守らないこと全般に対する批判が見られる。「こうした行為は生態環境を破壊するものだ」、「セミを食べるのが中国人の習慣だとしても他の国を破壊するのではなく、自分の国の中だけにしろ」などの投稿がある。
中国政府は10日、米国や日本、韓国などを旅先とする団体旅行を復活させた。多くの国の関連業者は、中国が団体旅行を再開したことで地元経済が活性化すると期待しているが、日本では多くの人が反感を示し、中国経済が発展すれば中国人観光客が増えると懸念している。(翻訳・編集/如月隼人)