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WHOの調査団拒否で「中国に失望」…ネット民は「中韓に『遺憾』と言うようなもの」「1年経ってこれか」

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が5日(日本時間6日)の記者会見で、新型コロナウイルスの起源解明に向けた国際調査団の派遣について中国が入国を許可していないことに「大変失望した」と表明。これを受けてネットでは「中韓に『遺憾』と言うようなもの」「1年経ってこれか」などと、世界中から書き込みが殺到している。


 WHOは昨年12月、日本を含めた各国の専門家による調査団を今月第1週に中国に派遣すると発表。各団員は今月5日にそれぞれ自国から中国に向けて出発し、現地で自主隔離期間を経て、新型コロナの感染源とされる湖北省武漢市に入る予定だった。


 テドロス氏は同日の会見で「中国当局が調査団の入国に必要な認可を出していないことが判明した。2人の団員はすでに中国に向けて出発しており、ほかの団員は出発直前になって足止めになった。この事態に大変失望している」と発言。同氏が新型コロナの問題をめぐり、中国の対応を表立って批判するのは異例だ。WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏によると、出国済みの2人の調査団のうち1人は引き返すことになり、1人は経由地にとどまっているという。


 このニュースにネット民は即座に反応。腰が重い中国に「調べられたら不味い事があるから入国を拒否しているわけですよね」などと訝しむコメントが数多く投稿されている。


 世間の不満はWHOにも向けられており、「WHOが『失望』と言ってるのは、日本が中韓に『遺憾』と言ってるようなもので、何の意味も無い。世界的な感染拡大の原因・発祥地の特定を早くするのは、WHOという国際機関の役割なのに、入国を認められず失望などという言葉で片づけようとしているテドロスにこそ失望している人がどれほど多いか」と呆れかえるネット民もいる。


 海外ネット民の大半は「中国の分かり切った対応に『失望』しているWHOに、俺たちは失望している」「WHOは完全に信頼を失った。上層部を刷新すべきだ。テドロスは“手本”となって辞任してくれ」などとWHOに矛先を向けている。


 “震源地”と睨まれている武漢市で、後に新型コロナウイルス感染症とされた「原因不明のウイルス性肺炎」の発生を市当局が公表してから昨年12月31日で1年が経過。昨夏にはWHOが中国に派遣した調査団の武漢入りも認めなかった。らちが明かない状況に海外では、「1年経ってこれか。迅速、適切に対応できないからここまで被害が拡大してるんだろ」などと呆れ顔。膠着しきった状況に「1年後のいまから?まだ調査するには早いだろ」と皮肉を込めた書き込みも多い。


 テドロス氏は「(調査団の派遣は)WHOにとって最優先事項だ」と中国当局に訴えたと発言したが、世界のネット民は「これまで中国に対して無力だったのだから、今後何かが劇的に変わることもないだろう」「もう笑うしかない」と冷めた目で見ている。中国政府はウイルスの発生源について「複雑な科学的問題だ」(外務省報道官)としており、武漢を起源とする説に否定的な姿勢を示し続けている。