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金属製のリングと球体が落下、中国のロケット部品か インド

【4月5日 AFP】インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州の村で2日夜、空から金属製の大きなリングと球体が落下した。当局は、中国が昨年打ち上げたロケットの一部である可能性を指摘している。リングは直径2~3メートル、重さ40キロ以上だと報じられている。
 同州チャンドラプル(Chandrapur)地区の住民は現地紙タイムズ・オブ・インディア(Times of India)に、村の宴会の準備をしていたところ、赤い円盤のようなものが、ごう音を立てて空き地に落下したと語った。負傷者や建物への被害は報告されていない。
 同地区の当局者はPTI通信(Press Trust of India)に対し、別の村に落下した直径50センチほどの金属製の球体を回収したほか、地区内の全村に職員を派遣し、他に落下物がないか調べていると述べた。
 米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics)のジョナサン・マクドウェル(Jonathan McDowell)氏はこのリングについて、中国のロケット「長征3号B(Long March 3B)」の部品と特徴が一致するとツイッター(Twitter)に書き込んだ。
 インド宇宙研究機関(ISRO)の関係者は、同ロケットの残骸が大気圏に再突入した時刻とリングと球体が落下した時刻が「かなり近い」と指摘した。
 2020年には中国の長征ロケットの残骸がコートジボワールの複数の村に落下。死傷者はなかったが、建物に被害が出た。
 映像は落下した金属製の大きなリングと球体。印NNISが3日撮影・提供。
(c)AFPBB News