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安倍総理の志は死なない!!

台湾、安倍氏の弔問に副総統を派遣 異例の現職高官、日本が受け入れ

朝日新聞社 台湾の蔡英文総統(右)と撮影に応じる頼清徳副総統=2019年1月、西本秀撮影


 親台湾派として知られた安倍晋三元首相の死去を受け、台湾の蔡英文(ツァイインウェン)総統は11日、弔問のために頼清徳(ライチントー)副総統を日本に派遣した。日本は台湾を独立国として認めておらず、現職の副総統の訪日受け入れは異例だ。日台当局が安倍氏の台湾支持の考えを考慮し、双方の関係強化に向けた布石にしようとした可能性がある。
 頼氏は蔡氏が総統再選を果たした2020年から副総統を務める。蔡氏の後継を選ぶ24年の総統選では、民進党の総統候補として名前が挙がる。
 日本は、台湾を自国の一部と主張する中国に配慮し、これまで台湾高官の訪日には消極的だった。台湾メディアによると、1972年の日台断交後、訪日した台湾の現職の高官では最高位になるという。