Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

イシューホッパー

From 三橋貴明


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【近況】
安倍晋三・元総理が凶弾に倒れて以降、
日本国内で「旧・統一教会」が
クローズアップされていますが、
「三橋はなぜ統一教会について語らないんだ!」
系の批判が来るため、笑ってしまいます。



三橋は正直、統一教会と創価学会と
幸福の科学の区別すらつきません。



つまりは、興味がない上に、
何も知らないから語らないわけで、
統一教会と政治の結びつきに問題があるならば、
知識豊富な方々で議論し、
解決して頂ければよろしいのではないかと。



もっとも、一か月後にはどうせ、
日本国民は統一教会について
興味を無くしているのでは?
別の話題で盛り上がっているんでしょ?



日本人の特徴の一つに、
「熱しやすく、冷めやすい」が
あるように思えてなりません。
そして、その根底には「災害死史観」がある。



災害は、誰も逃れることができませんので、
一気に我々の思考の真ん中を支配します。
とはいえ、災害は終わる。しかも、短期で。



というわけで、
災害が起きると日本人は一気に熱くなり、
「さあ、復興だ!」となり、
そして忘れる。全てを風化させる。



「ゆく川の流れは絶えずして、
しかも、もとの水にあらず」
でございまして、全ては流れ去っていくもの。



次から次へと、様々な「話題」が登場し、
そのたびに大騒ぎし、
解決したかどうか分からない
にもかかわらず忘れ去られ、次の話題に向かう。



結果、長期的な問題(ずばり、緊縮財政)を
解決することができない。
という「疑い」を持っているのでございますよ。



今、旧・統一教会系の話題に
夢中になっている皆様、一年後、十年後、
あるいは「解決するまで」この問題を
議論し続けることができる自信がありますか?



マスコミは、
次々に新しい話題、問題を社会に放り込み、
我々はそのたびに新しいイシュー
(問題、課題、話題)に飛び移る。
イシューホッパー。



そして、イシューホッパーの背後には、
災害死史観あるのではないか
というのが三橋の仮説ですが、
皆さん、いかが思われました?


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