Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

ドゥーギンの娘を殺したのは【ドゥーギン自身】説

先日、「プーチンの頭脳」「プーチンのラスプーチン」と
呼ばれるアレクサンドル・ドゥーギンの娘が暗殺された話
をしました。


@まだ読んでない方は、まずこちらをご一読ください。

https://www.mag2.com/p/news/549375


この件、ロシアの諜報FSBは、即座に「ウクライナの犯行」
と断定。


事件から2日後には、容疑者をあげてきました。


ナタリア・ヴォヴクという43歳のウクライナ女性。


テロを起こして即座にエストニアに脱出したそうです。


容疑者の顔を見たい方はこちら。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc402edf606468d38deb12f86d30b23639703588


ウクライナ側は、犯行を否定しています。


そして、この女性が犯人である件、「おかしいよね」とい
う声があがっています。


どういう理由で?



・犯人を見つけるのが早すぎる


(FSBは、反体制派が殺されたとき、全然犯人を見つける
ことができない。)


・ナタリア・ヴォヴクは、12歳の娘と常に移動している。


車に爆弾を仕掛ける危険な現場に、娘を連れていくか普
通?


彼女はさらに、ネコとも一緒に移動している。


プーチンの頭脳を殺す危険なミッションにネコを連れて
いくか、普通?


などなど。



そこから、「ロシアの自作自演説」がでてきます。


もちろん主張しているのは、ウクライナ政府です。


朝日新聞DIGITAL8月22日。



<事件の背景として、ロシア国民の不安をかき立て、正式
な兵の動員を始めやすくするためにロシア側が起こしたと
する見立てを紹介した。>



これは、何でしょうか?


ロシア軍は現在、「兵員不足」に悩まされています。


そこで、「動員令」を出したいが、反発が強そうだ。


わかります。


誰でも、自分自身、自分の夫、自分の父、自分の息子を戦
場に送りたくありません。


今回のような大義なき侵略戦争であればなおさらです。



そこで、「プーチンの頭脳」ドゥーギンを暗殺。


「ウクライナ憎し!」の感情を煽り、「動員やむなし」の
世論をつくっていく?


こういうのがウクライナ側の説です。



もう一つ、「国民共和国軍」(NRA)が犯行声明を出して
います。


NRA、今まで誰も聞いたことのなかった団体。


「プーチン政権を武力で打倒するために、パルチザン活動
をしている」そうです。


興味がある方は、こちらをごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=7ydgjekMr1c



▼ドゥーギンが娘を殺させた説!



4つ目の説がでてきました。


最初にお断りしておきますが、かなりぶっ飛んだ話で、な
かなか信じるのは難しいと思います。


この説を語っているのは、「ゲネラルSVR」として知られ
ている人たち。


直接話している人は、ビクトル・ミハイロビッチと名のっ
ています。


もちろん、本名ではないでしょう。



日本でも時々「SVR将軍」と紹介されています。


SVRというのは、ロシア対外情報庁のこと。


ここの将校たちが、「政権内部の状況を暴露する」という
スタイルで情報発信しています。


欧米メディアも諜報も、頭からは信じないですが、「参考
」にはしているようです。


さて、「ゲネラルSVR」は、ダリヤ・ドゥーギナ暗殺につ
いて、どう解説しているのでしょうか?


【ドゥーギン自身が殺させた】そうです。


なぜ?


全部話せば長くなるので、要約します。


1か月ほど前、ドゥーギンは、FSBの将校に会いました。


FSB内の「ドゥーギン評」はわかれているそうです。


「信者」もいれば、「過激思想を持つ危険人物」と見る人
もいる。


ドゥーギンは、FSBの将校に、プーチン批判を展開しまし
た。


要するに、プーチンのやり方は、緩すぎると。


ドゥーギン的には、総動員令を出して、100万人~200万人
の軍隊を編成し、ウクライナを制圧したいのでしょう。


ドゥーギンは、「どうすればロシア政府をもっと強硬にす
るきっかけを作ることができるだろうか?」と常に考えて
いました。


考えながら散歩していると、子猫を見た。


それからしばらく歩くと、さっきの子猫とそっくりの子猫
が死んでいた。


ドゥーギンはその時、悟ったのだそうです。


「嗚呼、娘のダリヤを聖なる犠牲としてささげなければな
らないのだな」


と。


彼は、そのことをFSBの将校に話しました。


FSBの将校もさすがに驚愕し、すぐには信じられなかった
そうです。


FSBの将校は、ドゥーギンとの会話を録音していました。


そして、その音声を、安全保障会議書記パトルシェフに聞
かせたそうです。


パトルシェフも強硬派で、「もっとガンガン攻めてウクラ
イナ全土を制圧してしまえ!」という意見の人。


「ドゥーギンのアイディアは悪くない」と考えたのでしょ
う。


これにボルトニコフFSB長官もからみ、


「ダリヤ・ドゥーギナ暗殺」が決断されたとのことです。


繰り返しになりますが、何のために?


ウクライナへの憎悪を煽り、総動員令を出しやすくするた
め。


この辺は、ウクライナが主張する「自作自演説」とかわり
ません。


しかし「ゲネラルSVR」の主張は、「ドゥーギン自身が娘
を殺せと提案した」ところが違います。


一般的には、「ドゥーギンがターゲットだったが、間違っ
て娘が殺された」ことになっています。


この説では、「最初からダリア・ドゥーギナがターゲット
だった」ことになります。



ちなみにプーチンは、この陰謀を知らなかったそうです。


どうやって知ったかというと、ゲネラルSVRの仲間が、チ
クったから。


プーチンは、激怒しました。


激怒した理由は、「ダリヤ・ドゥーギナを殺したから」で
はありません。


「陰謀によって、自分(プーチン)の意見を誘導しようと
したこと」


に激怒した。


それで、プーチンとパトルシェフ、ボルトニコフとの関係
は悪化しました。



娘を「聖なる犠牲」にしたとされるドゥーギン。


現在のところ、彼が望んだとされる結果は得られていませ
ん。


「望んだ結果」とは、全ロシア国民が「ウクライナ憎し!」
となり、「総動員令が出される雰囲気が醸成される」こと。



皆さん、この話どうでしたか?


ロシアを勝たせるために娘を犠牲にした?


なかなか信じるのは難しいですね。


それでも興味深い話なので、シェアさせていただきました。



この「ダリヤ・ドゥーギナ暗殺事件」。


はたして、真相が明らかになる日はくるのでしょうか?


ちなみに今回の出所「ゲネラルSVR」。


英語字幕もついていますので、興味がある方は、ごらんに
なってください。

https://www.youtube.com/watch?v=ebmmHUzrvU8