伝染病予防で肉製品の持ち込みが禁止されている中国から鶏肉を国際郵便で密輸したとして、大阪府警は２５日、中国籍の会社員の女（５０）（大阪市西成区）を家畜伝染病予防法違反（輸入禁止）の疑いで逮捕した。女は遅くとも２０１８年頃から中国から鶏肉や豚肉など複数の肉製品を持ち込んでおり、府警は高値で販売していたとみて流通先を調べる。
　捜査関係者によると、女は昨年１０月中旬～１１月上旬、中国から関西空港行きの航空機で、３回にわたって鶏肉を加工したソーセージなど約１１・５キロを国際郵便で持ち込んだ疑い。
　動物検疫所関空支所が発見し、府警は昨年１２月、郵便物の宛先だった女が勤める貿易会社などを捜索していた。
　中国の肉製品を巡っては、感染力が強い伝染病が現地で度々発生し、日本では輸入を禁止する措置が取られてきたが、近年は国際郵便を悪用して密輸するケースが目立つ。農林水産省によると、国際郵便で海外から密輸された肉製品などの摘発件数は１９年の約１万件から２１年は約５万件まで増えた。このうち約８割は中国からのものだった。
　手荷物による持ち込みを大幅に上回っており、新型コロナウイルスの感染拡大で入国者が減少し、国際郵便の利用が広がった影響もあるとみられる。
　同省では、空港や港の家畜防疫官が郵便物を開けて肉製品を廃棄できるようにするなど水際対策を強化している。

まあ、国家ぐるみで犯罪犯す民族ですからｗ