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安倍総理の志は死なない!!

リニア国交相試算 静岡・三島市長は期待表明 知事と正反対の意見に

 リニア中央新幹線が全線開通すれば、静岡県内の駅に停車する東海道新幹線の本数を1・5倍に増やす余地が生まれるとした国土交通省の試算発表について、三島市の豊岡武士市長は27日の定例記者会見で「新幹線の停車本数増加は地域の多くが切望している。そうなればいいと思っている」と期待を表明した。試算結果を「内容がお粗末であきれる」と批判した川勝平太知事と正反対な反応になった。


 国交省の試算によると、三島駅の新幹線停車本数は現在の1日44本から、リニア開業後は1日約66本になる。


 三島市は1999年からJR東海に新幹線停車本数の増加を求める要望書を提出しており、今年も31日に22回目となる要望をする。要望は10市町、10商工会議所・商工会の連名で、東レ三島工場、キヤノン富士裾野リサーチパーク、トヨタ自動車東日本、富士通沼津工場など賛同事業所も多い。


 しかし「多くの団体や事業所が停車本数増加を切望しているが、ほとんど実っていない」(豊岡市長)のが現状。「停車本数が増加すれば、首都圏への通勤通学が非常に便利になる。観光面でも変わる。海外の人にも便利になる」と豊岡市長は語った。【石川宏】