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【検証・武漢コロナウイルス】新型ウイルス起源、「結論出ず」 米情報機関が政府に報告=米メディア

米情報当局は23日、世界に拡大した新型コロナウイルスの起源について、結論に達していないとする機密文書を政府に提出した。米メディアが報じた。
新型ウイルスの起源調査は、ジョー・バイデン大統領が指示したもの。
報道によると、中国で最初に確認された新型コロナウイルスが、動物からヒトへ自然に感染したのか、それとも実験室での事故で漏れ出たのが原因なのか、各機関の意見は割れているという。
報告書の概要は近日中に発表される見込み。
報告書は23日にバイデン氏に届けられた。ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は、一般に公表できる、機密情報を除外した報告書の作成には「数日、あるいはもっとかかるかもしれない」と説明した。
中国の王毅外相は、この報告書は「反科学的」だとはねつけた。
そして、米政府が世界保健機関(WHO)による調査を「無視して放棄」し、「政治的な目的」のためだけに報告書を作成したと述べた。
世界中で400万人以上の命を奪ったパンデミックは、2020年初頭に中国・武漢で始まった。
各国が新型ウイルス感染症COVID-19の拡大を封じ込もうと取り組む一方で、科学者たちはこのウイルスがどこから発生したのか解明しようとしている。
起源調査のため武漢を訪れたWHOの調査チームは、今年初めの報告書で、武漢市内の市場で売られていた動物からウイルスが流出した可能性が高いと結論付けていた。
この報告書は、10年以上にわたってコウモリが持つコロナウイルスを研究してきた武漢のウイルス研究所から、ウイルスが誤って流出した可能性を否定するともとれる内容だった。一部の科学者はこの結論を一蹴している。
バイデン氏が起源調査を指示
バイデン氏は5月、同国の情報機関に対し、データを評価し、90日以内に「決定的な結論に近づくことができる」報告書を作成するよう指示した。
2019年11月に武漢の研究所の研究者数名が入院したという情報や、研究施設からのウイルス流出説をめぐる徹底的な調査の実施を中国が拒否したことが、バイデン氏の決断につながったと言われている。
しかし、アヴリル・ヘインズ国家情報長官は6月、「我々は動かぬ証拠を見つけたいと思っているが、そうはならないかもしれない」と米ヤフー・ニュースに述べていた。
多くの科学者は、ウイルスの起源について決定的な結論に至るには、何年間もの研究が必要かもしれないと考えている。
スタンフォード大学の微生物学者デイヴィッド・レルマン氏は米紙ワシントン・ポストに対し、「我々は調査を打ち切ったり、手を引いたりなど、そのようなことは一切考えるべきではない。むしろ取り組みを強化すべきだ」と述べた。
一方で中国は、新型ウイルスが米ワシントン郊外にある米軍施設フォート・デトリックから流出したという説を唱えている。この施設はかつて、アメリカの生物兵器計画の拠点だった。現在ではエボラ出血熱や天然痘などのウイルスを研究する生物医学研究室が設置されている。
中国外務省の汪文斌報道官は25日、米軍施設について再び言及。アメリカは「まずフォート・デトリックの調査を開始するため、WHOの専門家を招き入れることから始めるべき」だと述べた。


2021年8月26日


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