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トランプ氏のアカ凍結は「検閲」、メキシコ大統領がSNS各社を非難

© AFP PHOTO / MEXICAN PRESIDENCY メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領。同国大統領府提供(2020年12月15日撮影、同日公開)。
【AFP=時事】メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は7日、ソーシャルメディア各社が米連邦議会議事堂への乱入を扇動したとして、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領のアカウント凍結したことを「検閲」と呼んで非難した。
 ロペスオブラドール氏は記者会見で、「検閲はよくない。ツイッター(Twitter)やフェイスブック(Facebook)が誰かを検閲し、メッセージを送る権利を剥奪するのはよくない。同意できない、容認できない」と語った。
 さらに、投稿内容が有害かどうかを判断するのは企業ではなく国家の責任だと指摘。ソーシャルメディアでは自由な自己表現が認められるべきだと訴えた。
 ツイッターとフェイスブックは6日、トランプ氏が昨年11月の大統領選挙に不正があったと繰り返し主張したことを受けて、トランプ氏のアカウントを凍結。フェイスブックは7日、トランプ氏が「民主的に選出された政府に対する暴力的な反乱を扇動するために」フェイスブックを使ったとして、アカウント凍結措置を無期限で延長した。
 ロペスオブラドール氏は議会乱入については、「米国民が解決すべき問題」とだけ述べた。
【翻訳編集】AFPBB News