Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

人類に対する裏切り者

From 三橋貴明 @ブログ


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コロナが流行ればパソナが儲かる 
「お友達政治」から脱却しよう!
[三橋TV第409回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/tKMq2ime3KI



本日はチャンネル桜
「夏のキャスター大討論」に出演します。
19時からLive配信です。


【討論】夏のキャスター大討論[桜R3/6/29]
https://youtu.be/DZlK0u7Qh5E


さて、キャスター討論で使う予定の
グラフの一部を、事前に公開しておきますね。


【日米中の経済成長率(%)】


http://mtdata.jp/data_75.html#IMF1


【日米中の政府支出の推移(2001年=1)】


http://mtdata.jp/data_75.html#IMF2


中国の2020年の政府支出は、
対GDP比で10倍です。
日本で言えば、通常予算を
1000兆円にするようなものです。


政府支出を安定的、継続的に
(あるいは爆発的)に増やした結果、
恐るべき経済成長を遂げた。


ちなみに、アメリカが2倍、
日本は(コロナ対策で2020年の政府支出が
激増したにもかかわらず)1,4倍。


政府の支出により「需要」を激増させた
中国のインフレ率がどうだったかといえば、


【日米中のインフレ率の推移(%)】


http://mtdata.jp/data_75.html#IMF3


二十一世紀の平均インフレ率、
中国2.3%、アメリカ2%、日本0.13%。


政府の支出を激増させると、
「はいぱ~いんふれ~しょん」脳の皆さん、
現実を見てください。


供給能力が高まり、総需要とのバランスが
取れている限り、インフレ率の
急騰などは起きえないのです。


【日米の財政収支の推移(対GDP比%)】


http://mtdata.jp/data_75.html#zaiseisyuusi


ちなみに、作ってみてショックを
受けたグラフが上図。
実は近年、日本は2013年を除くと、
常に財政赤字(対GDP比)が
アメリカよりも小さかったのです。


デフレという総需要不足の国が、緊縮財政。
2013年6月にPB黒字化目標を閣議決定し、
その後は「着実」に財政赤字を減らしていった。


日本が衰退したのは、至極、当然なのです。


現在の世界は、大げさでもなんでもなく
「歴史的転換点」にあります。
それこそ、産業革命やフランス革命、
あるいは第二次世界大戦終結、
ソ連崩壊に匹敵するほど、
あるいはこれらを上回るほどの。


何の話かといえば、歴史上、
初めて国家レベルで
「科学的(あるいは「具体的」)」に
貨幣観が修正されようとしているのです。


無論、過去にも荻原重秀など、
貨幣の本質を理解していた人物はいます。
とはいえ、国家レベルで
知見が広まったわけではない。


恐らくというか確実に、中国は
MMTが説明する「貨幣の本質」を
最も早く理解し、中国共産党の
「帝国」のためにフル活用した。


 『中国にもMMTの波
 -債務抑制重視の政府に
 財政刺激強化求める声続々
 中国政府に債務への懸念を引っ込め、
 米国のように借り入れを増やして
 景気を刺激するよう求める声が
 国内有力エコノミストから
 相次いで上がっている。


 世界金融危機後の緩慢な景気回復の過ちを
 繰り返すまいと対策を強化する
 バイデン米大統領とは異なり、中国当局は
 政府債務や金融リスクの抑制に軸足を置く。


 中国は2021年の経済成長率目標を
 「6%超」と控えめに設定したほか、
 財政赤字の対国内総生産(GDP)比見通しも
 前年に比べて低水準にとどめ、
 地方政府には「支出抑制」を求めた。


 新型コロナウイルス感染症の危機発生以降、
 世界では記録的な規模の
 財政刺激策が講じられ、中央銀行も
 低金利維持でこれに応えるなど、
 政策を巡る思考の転換が起きており、
 中国の焦点はずれていると政府と
 つながりのある複数のエコノミストや
 元アドバイザーは指摘している。


 現代貨幣理論(MMT)を明確に支持する
 エコノミストはいなかったが、注目を集める
 同理論と歩調は合っている。(後略)』


いや、中国共産党(少なくとも、その一部)は、
確実に「現代の貨幣」について
正しく理解していたでしょう。


共産党独裁国が、正しい貨幣観に基づく、
最も正しい経済政策を長年続けた。
これは、人類の脅威です。


今、アメリカが正しい貨幣観に基づき、
政策の大転換を始めた。
日本も続かなければなりません。


正しい貨幣観に基づく経済政策は、
国民を確実に豊かにする。
同時に、「民主制国家」が中国共産党の
帝国に対抗することを可能にする。


それにもかかわらず、我が国が相変わらず
無意味というよりは有害な緊縮財政を
続けるとなると、我々は
「人類に対する裏切り者」
として、歴史にその名を
刻み込むことになります。



/// 事務局より ///



【クイズ】
突然ですが、問題です。


この中で、コロナウィルスに効果があると
話題になったものの、


WHOに使用を制限された薬は
どれでしょうか?


①ファイザー製のコロナワクチン
②アストラゼネカ製のコロナワクチン
③アビガン(インフルエンザの治療薬)


少し考えてみてください・・・


答えはこちらの新ビデオで
確認してください・・・



※明日6/30(水)までの限定公開です。
忘れないうちにチェックしてください。


>新ビデオを視聴する