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安倍総理の志は死なない!!

盛り土の水分1・6万立方メートル…ダムのような「満水状態」で崩落か

 難波喬司・静岡県副知事は15日、臨時の記者会見を開き、熱海市で発生した大規模な土石流について、上流部で崩落した盛り土に含まれる水分量が、少なくとも1万6000立方メートルだったとの見解を示した。盛り土に限界近くまで水分がたまり、崩落につながったとみている。
 県は、降雨量や地形などから盛り土に1万6000立方メートル以上含まれていたと推定した。メガソーラーが設置されている谷からの水の流入で、さらに水分量が多かった可能性もあると思う。
 難波副知事は、盛り土に排水設備が設置されていなかった場合、盛り土がダムのように満水状態となり、たまった水が下部から噴き出して崩れ、連鎖的に崩落したとみられると説明した。
 県は、土石流で流れ出た土砂の総量は5万5500立方メートルで、その大半が盛り土だったとしている。盛り土が被害を甚大化させたとみて、土石流の原因について詳しく調べている。