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安倍総理の志は死なない!!

中国空母「遼寧」など6隻、艦載機発着 北大東島周辺の公海航行

 防衛省は21日、中国海軍の空母「遼寧」など計6隻が19日に沖縄県の北大東島周辺の公海を航行し、艦載機が発着したことも確認したと発表した。この海域における遼寧の活動の公表は初めて。中国機による領空侵犯や、緊急発進した自衛隊機に対する危険な行為はなかったという。
 6隻の現状について、同省統合幕僚監部は「警戒監視の能力や方法に関わる」として明らかにしていない。
 遼寧など計5隻は16日に沖縄本島と宮古島の間の公海を南進し太平洋に抜けた。艦隊は東へ向かいつつ、フリゲート艦1隻が合流。19日午前8時ごろ北大東島の東約300キロの海域に進出し、同日午後9時ごろにかけて艦載された戦闘機や早期警戒ヘリコプターが発着を繰り広げた。艦隊の警戒監視には、海上自衛隊のヘリ搭載型護衛艦「いずも」が当たったという。
 中国とロシアの海軍艦艇計10隻が今年10月、日本海から津軽海峡を東進し太平洋へ出た後、時計回りに日本周辺海域を一周したばかり。今回は反時計回りに巡航するような動きを見せており、自衛隊は警戒を強めている。【松浦吉剛】