中谷元・首相補佐官（国際人権問題担当）は２６日、米国のゼヤ国務次官（民間人保護・民主主義・人権担当）とオンラインで会談し、人権問題での協力を推進することで一致した。中谷氏が官邸で記者団に明らかにした。
中谷氏は記者団に「今後の日米間の人権問題における協力を深化させるべく、さまざまな関係機関、レベルで意見交換を推進することで合意した」と述べた。人権侵害を目的とする輸出管理なども話題になったという。
ゼヤ氏はチベット問題担当特別調整官を兼務しており、両者は中国の人権問題についても協議したとみられる。