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クルド人の迷惑行為に警察動く 埼玉・川口市の住民とトラブル深刻化 市議会が意見書を採択

埼玉県南部に集住するトルコ国籍のクルド人と住民のトラブルで、状況に変化の兆しが出ているという。関係者によると、一部のクルド人による改造車の暴走や騒音が問題になっていたが、埼玉県警が違反者を捜査しているもようだ。クルド人経営の一部企業に、税務署や入国管理局、労基署、警察が調査に入り、締め付けが厳しくなっているという。クルド人側にも、歩み寄りの動きがあるという。ジャーナリストの石井孝明氏による緊急リポート第2弾―。

状況の変化は、川口市議会が6月末、「一部外国人による犯罪取り締まりの強化を求める意見書」を採択したことが影響したようだ。クルド人による迷惑行為に、警察や行政が動かないことへの市民の批判が強まっていた。
住民によると、警察官のパトロールの頻度が増え、迷惑行為も少し減ったという印象があるという。クルド人側もSNSなどに警察による改造車の摘発の写真を出している。
ただし、県警や各行政機関は、「人権派」からの批判やクルド人と住民の対立を恐れてか、取り締まりを強化したとの広報をしていない。
クルド人の側にも変化がある。有志が暴走グループに呼びかけ、一部をやめさせた。ボランティアによる公園の掃除も行われている。
解体業の社長は「迷惑をかける同胞がいて悲しい。日本の生活に合わせることを呼びかけている。自分の仕事や生活で、日本の人々から信頼を得ていきたい」と語ったが、「埼玉にはさまざまな民族集団がいるのに、クルド人だけに批判が強まり、取り締まりで狙われている。残念だ」と、不満も述べた。
一方で住民からは、迷惑行為はまだあるという声がある。
現に、埼玉新聞は21日、「女子高生にわいせつ、友人と待ち合わせ中…男逮捕」という見出しで、県警川口署が20日までに、強制わいせつの疑いで、トルコ国籍で川口市在住の無職男(56)を逮捕したと報じた。逮捕容疑は、4月30日夜、市内の公園で10代の女子高校生の体を触るなどのわいせつ行為をした疑いという。
一連の問題に向き合ってきた奥富精一川口市議(自民党)は次のように語る。
「すぐに、すべての人が納得するかたちで解決する方法はない。不法行為を取り締まり、ルール・慣習を守ってもらうように外国人とコミュニケーションを深め、彼らの行動によって地域住民の不信感を取り除く。できることを、一つ一つ積み重ねるしかない」
人権に配慮し過ぎの日本の行政が、違法行為をする外国人の強制送還をすぐに行うとは思えない。問題の解決は長引きそうだ。
岸田文雄政権は、準備不足という現実があるのに、外国人の移民の受け入れを拡大しようとしている。川口市の苦難を見ながら、日本と移民・難民の向き合い方を考えるべきだ。